志望動機「なぜ御社か?」を考えるヒント
はじめに
内定を早期に獲得する人は、この質問について自分の言葉で説得力のある内容を語っています。一方で、準備が甘い人はこのポイントで漠然とした解を述べがちです。
では、具体的にどのような点に注目して、解答を考えたら良いのでしょうか?今日はそのヒントをご紹介します。
なぜその企業が良いのか?を考えるための着眼点
・競合他社と比較し、商品やサービスに違いはあるか
∟独自商品・サービスがあるか、どのような顧客をターゲットにしているか
・競合他社と比較し、のマーケットシェアはどのような立ち位置か
∟総合的に見るとどのような立ち位置か、特定分野でトップの商品はあるか、複数分野にまたがって事業展開している場合はどこがメインとなっているか
・競合他社と比較し、経営/営業体制に違いはあるか
∟事業展開のスピード感、グループ会社や親会社との関係性
・競合他社と比較し、将来の事業展開に違いや特徴はあるか
∟今後の事業展開で力を入れている点
など、企業研究や業界研究から得た情報を比較し、その企業の特徴を自分なりに捉えましょう。また、事業そのもの以外にもその企業独自の特徴を表すポイントもあります。
・企業独自の経営理念に注目する
∟どのような経営理念を持っているか、その理念を元に作られた商品やサービスがあるか、その商品やサービスは市場からどのような評価を得ているか
・企業独自の社風や社員の特徴に注目する
∟どのような社風か、どのような社員が多いか、社風や社員の特徴が事業や商品にどのように関連しているか
上記のような企業のソフト面の特徴も、【なぜ、当社を志望しているのですか?】という理由の1つとして挙げられるでしょう。こうした情報は説明会や社内見学、OB・OG訪問などの機会に、直接得る方が具体的な情報が出やすい傾向にあります。是非行動を起こして、様々な角度からその企業を志望する理由を考えてみましょう。
【なぜそのポイントが気になったのか?】その背景こそがキーポイント
【なぜ、当社を志望しているのですか?】問いに答える際に、企業独自の特徴だけを列挙するだけでは、実は不十分なのです。実際に、一番大切なのは、あなた自身の意見です。【なぜ、その特徴に関心を持ったのか。】、【なぜ関わりたいと思っているのか】このポイントこそ採用担当者が知りたいポイントです。
《例》
・(結論)独自性のある商品で、顧客の課題を具体的に解決して役立てる仕事をしたいと思っているからです。
・(気になった特徴)貴社には○○という独自商品があり、××という点で市場から評価されているとお聞きしました。また、その背景には△△という貴社独自の考え方や思いがあることを知り、とても共感しました。
・(なぜ良いと思ったか)私は、○○という商品を通じて□□という課題を克服できることで、顧客から信頼を得て、具体的に役立つことができる点が貴社だからこそできる仕事だと感じました。
といった具合で、【結論】⇒【気になった特徴】⇒【なぜ良いと思ったか(理由)】という順番で自分の意見を考えてみましょう。
特に【なぜ良いと思ったか(理由)】という点に関しては、深堀が必要です。企業の特徴に対してなぜ良いと思ったか?というところに留まらず、なぜそのように考えるようになったのか?そのような価値観を持つようになったきっかけは何か?など、原体験をたずねられるケースも少なくありません。是非、自己分析も関連づけて、自分なりの答えを考えていきましょう。
さいごに
いかがでしたか? このポイントを深めることで、志望企業ごとの理解度が深まることはもちろんのこと、自分自身の就職活動の軸も強固なものに
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