【就活体験記】技術力を活かして短期決戦①（2016卒）

【ライタープロフィール】

• 男性
• 東京大学情報理工学系研究科（修士課程）
• 理系
• IT業界

のんびりと油断しがちな私は、明確に就職を意識して行動を始めたのは修士1年の2月でした。 しかし、高専を卒業した時点で志望職種がおおよそ決まっていて、それに対応する技術や資格もそれなりに持っていたことが功を奏し、5月に就職活動を終えることができました。
関連業種でアルバイトをしていて、仕事のイメージをつかみ、成果物が用意出来ていたことも無関係ではないはずです。

自分の魅力として発揮できる力が、今まで積み重ねてきた経験や普段の生活から培われていて、 今回はそれに大いに助けられたのだと思います。
そして縁にも恵まれ、「ここで働きたいな」と思える企業と出会い、内々定をいただくことができました。

この記事では、修士課程1年春から秋にかけて、一体どのようなことをしていたかを、一つの事例として時系列で振り返ります。 就活にせよ研究にせよ、講義に追われながらするのは苦しいと考えて、まずは卒業に必要な単位数を取得することにしました。また、博士課程に進学する場合はこの時期に決めておかないと後で諸々の申請時に研究成果が足りず経済的に苦労することになるそうです。
この時の私は上京二ヶ月、実家を離れ初めての寮生活と、研究分野が変わったこともあり、何をすればいいのかよく分かっていない状態です。
サマーインターンは高専在学中に必修科目だったので一度参加していますが、今回は何も考えていませんでした。 奨学金と仕送りで生活してみると金銭的にギリギリだったので、友人の伝手でアルバイトを始めます。
「アルバイトなんて皆やっている」と思うかも知れませんが、志望業界・志望職種に近い経験・実績であれば十分有利になると思います。
私の場合は手持ちの技術を活かして、Webアプリ開発のアルバイトをしていました。ここで作ったアプリを就活の時にも見せることになります。サマーインターンも様々な企業・業界を見てまわれるので有意義な経験になると思いますが、専門性や技術を活かせるものであれば、腰を据えて技術をみがき実績をつくることのできるアルバイトも検討する価値はあると思います。

講義のレポートを書いたりしていました。正直なところ、就活についてはまだ何も考えていませんでした。 講義に出て、研究を少し進めて、帰っ�