面接で聞かれる長所短所の探し方

就職活動の面接の中で良く聞かれる「長所」と「短所」。自分に対してそうした内容を考えることは日常生活の中では少ないので、この機会に改めて考えているという人も少なくないでしょう。

今回は、具体的にどのように探せば良いか、加えて面接で「長所」や「短所」を問われた際にどのような点に気をつけて解答をすれば良いかのポイントについてご紹介します。
まず「長所」、「短所」を自分で探す際に必ず取り組みたいのが、自分の学生時代の経験から自分がどのような特徴を持っているか振り返ることです。
一つのできごとに対して状況を整理し、その時に自分がどのような力を発揮で来たか、そしてどのような点が足りなかったかを整理していきましょう。

（１）【長所ポイント】取り組んだことから、主体性や考え方を探る。
・どのようなことに取り組んだか。
・なぜ取り組んだのか。

（２）【長所ポイント】取り組み方から自分の得意なことや、仲間との関係の築き方の特徴を探す。
・その結果はどうだったか。
・その結果を出すために自分がどのような工夫をしたか。
・一緒に取り組んだ人がいれば、どのような関係だったか。
∟ 自分の役割／協力するために自分が工夫したこと など

（３）【短所ポイント】取り組み結果から、まだ自分にとって不十分な点や考え方の課題がなかったか探す。
・取り組みの改善点はどのような点か。
∟上手く行かなかった点、もっとこうしたら良くなったと思う点など
・計画したが出来なかった点はないか。

経験から振り返りを行い、自分の長所・短所を見つけることで、面接で解答をする際にも具体的に状況がイメージされ説得力が増します。まずは必ず、このような方法でポイントを洗い出しましょう。
次に挙げられるのが、家族や友人などの身近な他者からの意見です。自分がどのように見られているか意見を求めることは少し勇気がいりますが、自分が考えていなかったようなポイントが見つかる有効な手段です。具体的にどのような状況でそう感じたかを含めて意見を貰ってみてください。

例えば、「友人から○○といわれることが多くあります。実際に自分では××という点に気をつけて取り組んでいました。」というように、客観的な評価を組み込んで自分の特徴を伝えることで、組織の中でどのようなタイプの人であるかイメージしやすくなります。

最後に押さえておきたいのが、「長所」・「短所」の伝え方です。 （１）長所を伝える場合 長所を伝える場合に必ず押さえておきたいのが、