面接での失敗体験に関する質問、どう答えたらいい?

はじめに
このような質問を受けた際に、何も考えずに失敗したことや挫折したことを伝えるのは危険です。
今回は、こうした種類の質問の意図と質問への対処法をご紹介します。

なぜこの質問を聞かれるのかを想定しよう
失敗体験や挫折体験を問う際には大きく分けて3つの意図があります。
・ストレス耐性があるか(挫けても立ち直れる力があるか。)
・問題発見力があるか(失敗の原因を客観的に考察できるか。)
・目標達成意欲があるか(失敗後も改善をして行動できるか。)
このような点が挙げられます。
いずれも仕事をしていく上で非常に重要な要素で、失敗体験や挫折体験からそれらを体現できているかを確認したいというのが採用担当者の考えです。
このような意図を読み取らず、単に失敗・挫折経験を話しては台無しなのです。

立ち直った経験、失敗への対処の様子がわかるエピソードを選ぼう
では、次にどのようなポイントを整理しておくべきかご紹介します。
《どのような失敗・挫折体験をしたか》
・どのような内容に挑戦し、どのような失敗をしたか。
・その理由はなぜか。
・その時どのような気持ちだったか。
・その時足りなかった行動や考えは何か。
《どのようにどの失敗や挫折を振り返ったか》
・どのような手法で経験を振り返ったか。
・その経験から学んだことは何か。
・どのような改善策を講じたか。それはなぜか。
・同じ失敗を繰り返さないようにどのような工夫を行ったか。
《その経験後、どのように自分や結果が変わったか》
・経験後自分の教訓になっていることは何か。
・取り組みを変えたことによって、結果が変化したか。
・この経験で自分の成長したポイントはどこか。
この3要素について考え、解答をまとめてみましょう。全ての要素を均一に盛り込む必要はありません。簡潔かつ、効果的に伝えられるよう、そのエピソードに相応しい要素を盛り込むようにしてください。

さいごに
いかがでしたか? 面接で問われる質問には、必ず意図があります。特に、今回のテーマでもある一見自分のマイナス面を問われているような質問

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