ボルテージの企業研究

今回ご紹介するのは、恋愛ドラマアプリの制作や配信で有名なボルテージ。

この記事を読んでいる方の中には、ボルテージへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、ボルテージの経営理念や同じIT業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるIT会社の中で、なぜボルテージなのか？」という質問への対策を考えましょう。


ボルテージについて深く知るために、まずはボルテージの経営理念を確認しましょう。そこからボルテージが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ボルテージの企業理念は、以下の通り。
『「アート」＆「ビジネス」でヒットの波を創る　、「自律成長」と「本質思考」という2つの考え方を重視しております。』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「創る」「成長」「思考」の3点。
ボルテージでは「アート」＆「ビジネス」を中心に、企業による「自律成長」と「本質思考」を大切にし、成長を目指しています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 「今までに何か創造したこと」
• 「今までに自身の成長のために取り組んだこと」
• 「今までに考えて行動したこと」

次に、IT業界におけるボルテージと競合会社と比較してみましょう。
ボルテージの競合といえば、ザッパラスが挙げられます。
ボルテージとザッパラスはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、ボルテージではモバイルコンテンツ事業を主な事業として展開しています。内容は恋愛ドラマアプリのソーシャルタイプ、パーソナルタイプ、英語市場向け、サスペンスアプリの分類となっていることが特徴です。
ボルテージのモバイルコンテンツ事業はテーマとターゲットを絞っており、テーマは「恋愛と戦いのドラマ」とし、ターゲットは19歳から44歳の女性をターゲットにすることで、顧客の獲得を目指しています。

一方でザッパラスでは、コンテンツ事業、コマース関連事業、新規事業の3つの柱からなっています。コンテンツ事業の主な事業では、占いを中心にデジタルコンテンツを企画・制作しており、WEBサービスやアプリ向けに配信しています。コマース関連事業では、「藤巻百貨店」「cuna select」の2つの独自性の高い商品を取り扱い、「cuna select」ではキッズやベビーのセレクトショップとして展開しています。

次に財務状況について比べると、ボルテージでは10,082百万円（平成26年6月期）で、ザッパラスでは約8,155百万円（平成26年4月期）であり、売上高ではボルテージが上回る結果となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
インターネットやスマートフォンの普及により、インターネット上のコンテンツの市場はさらに拡大しています。その中でもゲームやコンテンツがヒットした場合の市場は数百億円とも言われており、ヒットの後にさらなるヒットを生み出せるかが、企業の存続にも関わってきます。
コンテンツなどは浮き沈みの激しいモノであり、継続的にヒットを生み出せるかが不透明な部分もあるが、インターネットやIT業界としては成長していくとの見方です。

ここまでボルテージについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 �