東京大学大学院数理科学研究科の就職サマリー

この記事では、各大学の学部別に見た就職状況をご紹介します。
あなたの先輩が、どのような業界のどのような企業に就職したかなどをチェックし、自分自身の進路決定やOB・OG訪問の際に役立てていきましょう！

今回ご紹介するのは、東京大学大学院数理科学研究科。
この学部を卒業した先輩はどのような進路を選んだのでしょうか？
では、早速見ていきましょう！ 東京大学大学院数理科学研究科には数理科学専攻があり、数理代数学大講座、基礎解析学大講座、大域幾何学大講座、数理構造論大講座、数理解析学大講座、離散数理学大講座があります。

東京大学大学院数理科学研究科は、1992年に東京大学内の理学部数学教室と教養学部数学教室、教養学部基礎科学科数理コースの3つが合体して発足しました。純粋数学だけでなく、応用数理の研究も多く行われています。

東京大学大学院数理科学研究科の修了生のうち、進学する人は約5割で、3割弱の人が就職しています。 東京大学大学院数理科学研究科出身の先輩のうち就職希望者が選んだ業界は、以下の図から分かるように、学術研究・専門・技術サービス業や金融業・保険業に進む人が多くなっています。

東京大学大学院数理科学研究科出身の修了者の個別就職先企業は公表されておらず不明です。数理科学研究科前期博士課程修了者には金融・保険業に進む人が多く、後期博士課程の修了者には大学の常勤教員になる人が多いという傾向があります。

就職先には大企業を選びたがる人が多いと思いますが、東京大学の主要企業404社就職比率は27％程度で、大企業ばかりに就職しているわけではありません。大企業に就職したからと言って安心できる時代ではありませんから、これからの成長が見込めるベンチャー企業に就職することも選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。

最後にこの項目では、東京大学大学院数理科学研究科出身の著名人を何名か挙げたいと思います。 深谷竜司（東京工業大学大学院イノベーショ�