「あなたを●●に例えると？」という質問への答え方

「あなたを●●に例えると何ですか？」という質問は、意外と多くされます。例えば動物、植物、食べ物などさまざまなケースがありますが、一見奇をてらったこの質問にもしっかりと意図があります。

その意図を理解して、自分自身をアピールできる回答を目指しましょう。 「あなたを●●に例えると？」という質問の意図はシンプルで、

・ あなたのキャラクターや特徴を知りたい。
・ あなたの強みを表すポイントを知りたい。

というような、スタンダードなものです。また加えて、

・ 問題の意図を汲み取る理解力
・ 自分のことをわかりやすく表現するための想像力
・ 突然の質問にも対応できる機転の良さ

こうしたポイントも確認をすることができます。そのため、実際に面接でこうした質問受けることは少なくありません。中には意図を汲み取れずに、おもしろおかしく回答して終わってしまう就活生も多い類いの質問ですが、しっかりと自分の強みが伝わるように工夫をしましょう。 こうした質問に回答する際には、以下のポイントを盛り込むように意識をしましょう。

《押さえておきたい基本の回答方法》

・ 【結論】
　∟ 自分を例えると●●です。

・ 【自分が持っている●●のイメージ】
　∟ ●●は▲▲という特徴があると私は考えています。

・ 【●●を選んだ理由】
　∟ 自分は××という点（もしくは経験）で●●と同じように▲▲という特 　　徴を持っています。

・ 【▲▲という強みや特徴を仕事でどう活かすか】
　∟ ▲▲という特徴は貴社の■■という仕事でも活かせると考えています。


《例文》
私を動物に例えると白鳥です。白鳥は優雅に泳いでいるように見えて、実は水面下で懸命に水かきをしている動物であることは非常に有名だと思います。私も、一見おっとりとして見られることも多いですが、一度決めた目標にこだわり達成するためならば、人知れずとにかく行動できる力強さがあります。貴社での仕事においても、営業目標に対して実直な取り組みが求められると考えているので、自分のこうした点を活かして取り組みます。

このような流れで、結論、理由からアピールポイントに繋げる工夫が必要です。また、強みや特徴を盛り込んで簡潔に伝えると「より具体的にあなたが今おっしゃった強みについて教えてください。」という質問を受ける可能性もあるので、根拠となるエピソードは明確にしておきましょう。

加えて、せっかく自分をアピールできるチャンスなので、質問の意図を汲み取り、決して自分のマイナスポイントになるような表現をしないことも重要です。 こうした類いの質問に、柔軟に、機転をきかせて答えるためには事前の自己分析が重要です。

・ 自分自身の学生時代に力を入れた経験は？
・ 経験から考えられる特徴や強みは？
・ それらを一言で表すとどのような経験か？／どのような特徴か強みか？

このような内容を整理し、回答できるようにしておけば十分に応用が可能です。
ただし、機転をきかせての回答が苦手である場合には、いくつかのパターンを想定して回答を考えておくのも良いでしょう。その回答をベースに、自然と応用もしやすくなるはずです。

いかがでしたか？ 面接での質問には、必ず意図が存在します。せっかくのチャンスを活かせるよう、事前の自己分析をきちんと行うとともに、�