学生時代に頑張ったことを問われたら、どんな話しをしたら良い？

就職活動の中で必ず問われることのひとつである「学生時代に頑張ったこと」。自分はそんな特別な経験は無いけどどうしたら良いのだろう？と、悩むケースも少なくありません。しかし、しっかりと自分の経験を整理していけば、現在持っている経験も武器になる可能性が高いのです。

今回は具体的にどのようなエピソードを選べば良いのか、そしてその伝え方のポイントは何かをご紹介します。 まずは、実際に先輩たちはどのようなエピソードを「学生時代に頑張ったこと」として話してきたのか、具体的な例をご紹介します。

《代表例》
・ アルバイト
・ サークル、学生団体の活動
・ ゼミ活動、研究室
・ ボランティア活動
・ 留学経験
・ インターンシップ

このような内容が大半を占めています。例えば中には世界一周をしました、起業をしました、と言うようなやや特殊な経験をしている人もいて、そのような際立ったポイントがなければいけないのではないか？と不安に思う人もいるかもしれませんが、大切なのは自分が具体的にどのように取り組んだのかという内容と目的意識です。

物珍しい経験よりも、自分自身の取り組みを振り返り、仕事で活かせるポイントを具体的に示せることの方が本質的に重要です。 もう１点言及すべきなのが、「ゼミやサークルで代表を務めていました。」、「アルバイトリーダーでした。」という学生が非常に多く、採用担当者は実際のところ不自然に感じているという点です。

先ほども触れた通りですが、大切なのはリーダーをしていたという表面的な事実ではありません。リーダーとしての役割を担ったことでどのような成果を出すことができたか、どのような学びを得たのか、そしてそれを仕事にどのように活かすことができるのかという具体的なエピソードが求められているのです。

リーダーの経験がないのであれば無理に嘘をつく必要はありません。また、リーダー経験のある人は具体的に自分のエピソードを話せなければ機会損失となります。その点を理解して、ESへの記載や面接での回答を行いましょう。

最も大切なのは、どのような経験なのかという点よりも、どのように経験したのかという中身であることを理解して、自分にしか話せない具体的�