【就活体験記】軸を決めて悔いの残らない就活を！③（2016卒）

【ライタープロフィール】

• 女性
• 筑波大学フロンティア医科学学部
• 理系
• 医療機器業界

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この記事では、大学3年生の春から内定まで、一体どのようなことをしていたかを、一つの事例として、時系列で振り返ります。 大学の学内企業説明会が本格化し、私が知らなかったために興味を持てなかった業界が見えてきました。その中で、就活の幅を広げるか、それとも自分がやりたかった事を進めるか大変悩みました。

その葛藤の中、私が出した結論は自分が興味を持った企業は全てエントリーする、でした。その結果、応募者の中で自分を特徴付け、差別化する事が可能になり、興味を持ってくれた企業さんが少なからずいました。しかしながら、やはり企業のニーズに合ってない場合もあり、エントリーシートで落とされてしまうこともありました。色々な業界に手を出した結果、自分が本当にやりたいと思う業界をいくつか絞る事が出来ました。 この時期は、エントリーシートの締切に追われていました。特に、就活が進んでいるところはもうすでに面接やグループディスカッションがあったので、東京に行かなければならない予定とうまく折り合いを付けてエントリーシートの提出を行っていました。そのため、パソコンを持っていき、行きの電車の中や就活の合間を縫ってエントリーシートの作成時間にあてていました。

また、スケジュールの管理が大変になってきたので、googleのスケジュールアプリを利用しTASKごとに色分けでスケジュール管理を行いました。特にリスケジュールが簡単に行う事が出来たので急に予定の入るor無くなる事が多い就活時期にはいいのではないかと思います。 少しずつ内定が出始め、自分が就活を続けるかそれとも就活をやめてその内定を受けるか悩んだ時期でした。正直、就活をしていく中で自分に合っていない企業は自然に落ち、自分に合う企業だけから内定を頂けると思っていたので想定外でした。

そんな中、内定を頂いたある企業の人事の方とご飯に行く機会を設けて下さり、真剣に人生相談にのって頂きました。その話の中で、自分が人生選択の中で「人との繋がり」を大切にしていたことを思い出しました。そのお話をさせて頂き、私はその企業の内定を受容することを決めました。 　私が、この就活を通じて「後悔のない」就活をすることの大切さを身に染みて感じました。例えば、どの業界にいくか、どの職種に応募するか、選択の場面はいくらでもあります。その中で、目先の利益だけでなく、将来的に自分はどうしたいのか、そのためにはどうするべきなのか、先を見据えた就活をする事が出来れば後悔はしないのではないかと思います。それこそが就活の軸であり、人生の軸なのだと思います。

　正直、私は自分のやりたいことなのか、自分に合った職業なのか、分かりません。しかしながら、この会社に入りたいと思った気持ちは本物ですし、この会社に入ったからこそは何かを成し遂げるんだという想いを強く持っています。

　正直就活は大変です。でも、やらなければ一生学ぶことが出来ない気付きや学びがあると思います。
　どうかこの一度しかない激動の一年を大切に、そして、悔いの残らないように頑張ってください。