日産化学工業の企業研究
NISSAN CHEMICAL INDUSTRIES. LTD.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、日産化学工業への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年9月3日現在)
商号 | 日産化学工業株式会社 (NISSAN CHEMICAL INDUS-TRIES. LTD.) |
---|---|
発足 | 1887年(明治20年) |
代表者 | 木下 小次郎 |
従業員数 | 連結2,281名 単体1,707名(平成26年3月現在) |
本社 | 東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1 |
売上高 | 連結1,712億円(平成26年3月期) |
一人当たり売上高 | 約7,500万円(平成26年3月期) |
営業利益 | 253億円(平成26年3月期) |
初任給 | 228,100~281,100円(平成27年度実績) |
平均年収 | 764万円(平成26年3月31日実績) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
日産化学工業について深く知るために、まずは日産化学工業の経営理念を確認しましょう。そこから日産化学工業が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
日産化学工業の企業理念は、以下の通り。
『優れた技術と商品・サービスにより、環境との調和をはかりながら、社会に貢献する。』
(日産化学工業「企業理念」より引用)
ここから分かるポイントは、「技術力」「挑戦」「社会貢献」の3点。
日産化学工業は、創業以来の長きにわたり築き上げた技術力で、優れた商品・サービス提供の実現を目指しています。今後も企業として高い目標を持ち挑戦し続けるために必要なのは、自主的に行動し果敢に挑戦できる人。責任感を備え、素直で柔軟な考え方ができる人を求めています。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 学生時代に努力し達成したこと、その中での困難や挫折、克服方法
- 自主的に目標を立て継続して取組んでいること、そこから得た強み
- チームにおける自分の役割、責任感、信頼を得るための努力
次に、化学業界における日産化学工業と競合会社と比較してみましょう。
日産化学工業の競合といえば、クレハが挙げられます。
日産化学工業とクレハはどのように違うのでしょうか。
日産化学工業は、機能性材料、農業化学品、医薬品、化学品の開発・製造・販売を行う会社です。各事業で扱うのは、液晶表示用材料ポリイミド、半導体用反射防止コーティング材、除草剤、殺虫剤、高コレステロール血症治療薬原薬、硫酸、アンモニア等々。新事業では環境調和材料やライフサイエンス材料等の取扱いも行っています。強みとするのはノウハウと技術力であり、明治20年日本初の化学肥料製造会社として誕生して以来、一世紀以上にもわたる研究開発が活かされています。加えて売上高研究開発費比率の高さも強みであり、利益率は業界トップクラス。海外における事業展開にも注力しており、近年では環境への取組みも積極的に行われています。平成26年3月期売上高を1,636億円、経常利益を237億円としています。
対するクレハは、機能製品事業、化学製品事業、樹脂製品事業を展開しており、家庭用品や合成樹脂、化学品や農薬などを手掛けています。身近な商品では家庭用ラップの「クレラップ」が有名。クレハの代表的なロングセラー商品ですが、その他、耐熱性エンジニアリングプラスチックやリチウム電池材料、炭素繊維や医薬品なども扱っており、パソコンやモバイル機器、自動車部品といった様々な場面で活用されています。強みとしているのは製品のオリジナリティであり、独創的な製品を生み出してきた開発力。この発想力と開発力をもって新たな技術に挑戦することで、事業拡大を遂げてきました。平成26年3月期売上高は1,481億円、経常利益は122億円となっています。
>>ログインしてクレハの記事を見る
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25~26年の化学業界売上高は27兆1,457億円、経常利益は2兆0,216億円です(主要対象企業193社合計)。過去の推移は平成17年から平成19年まで増加傾向、翌20年21年には大幅な減少を記録します。平成19年まではアジア市場の需要拡大により好調でしたが、平成20年には原油価格が世界的に高騰し、収益が減少したというわけです。さらに平成22年には増加に転じ、その後は横ばいを維持します。平成25年には世界的な景気の回復とともに増加し、直近5年の伸び率をプラス2.5%としています。
とはいえ業界全体は依然厳しい状況であり、その対策として各社とも積極的に再編の動きを見せています。収益の改善に向け、解散や撤退、子会社化といった再編をはじめ、プラントの停止も行われている状態。この動きは今後もしばらく継続される見通しとなっています。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで日産化学工業についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。
・日産化学/会社概要,http://www.nissanchem.co.jp/profile/corporate.html,2015年9月3日DL.
・日産化学/IR情報,http://www.nissanchem.co.jp/ir_info/business/highlight.html,2015年9月3日DL.
・日産化学工業 年収:764万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_nissan_chem.htm ,2015年9月4日DL.
・日産化学工業 採用情報|採用情報,http://www.nissanchem.co.jp/saiyo/recruit/ ,2015年9月4日DL.
・日産化学工業株式会社 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r606500091/,2015年9月5日DL.
・クレハ 年収:676万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_kureha.htm,2015年9月5日DL.
・株式会社クレハ 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r405300009/,2015年9月5日DL.
・化学業界の動向・ランキングなどを研究-業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-chem.htm,2015年9月5日DL.
・日産化学工業株式会社の採用スケジュール、採用人数、給与など|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/employ/r606500091/,2015年9月5日DL.
・日産化学/IR情報,http://www.nissanchem.co.jp/ir_info/business/highlight.html,2015年9月3日DL.
・日産化学工業 年収:764万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_nissan_chem.htm ,2015年9月4日DL.
・日産化学工業 採用情報|採用情報,http://www.nissanchem.co.jp/saiyo/recruit/ ,2015年9月4日DL.
・日産化学工業株式会社 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r606500091/,2015年9月5日DL.
・クレハ 年収:676万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_kureha.htm,2015年9月5日DL.
・株式会社クレハ 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r405300009/,2015年9月5日DL.
・化学業界の動向・ランキングなどを研究-業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-chem.htm,2015年9月5日DL.
・日産化学工業株式会社の採用スケジュール、採用人数、給与など|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,https://job.rikunabi.com/2016/company/employ/r606500091/,2015年9月5日DL.
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2024 en-japan inc. All Rights Reserved.