アルバイトを就活のアピールポイントにしたい時に押さえるべき3つのポイント

自己PRに何を話すべきだろう？と考える中で、頭に浮かぶ１つの選択肢がアルバイト経験という就活生は非常に多いことと思います。一方で、特別な経験でもないし大丈夫だろうか？と心配になることも多いトピックです。

アルバイト経験はアピールポイントとして適さないという意見もありますが、決してそんなことはありません。肝心なのは伝えるべきポイントを明確にし、適切な伝え方で伝えているかという点です。

そこで今回は、アルバイト経験を自己PRにする場合に、どのような点に気をつけてアピールをすれば良いかご紹介します。 せっかくのアルバイト経験を就活のアピールポイントにしたい場合には、この5つのポイントを網羅して自分のアルバイト経験のストーリーを組み立ててみましょう。

（１） 具体的な成果がわかる内容が効果的

前提として押さえたいのが、アルバイト経験上で具体的な成果がわかる内容がアピールポイントとして適しているという点です。

《例》
・ コンビニのアルバイトで、自らの提案で商品の陳列を変えたことによって●●の売り上げが▲倍になった。
・ 飲食店のアルバイトで、混雑時のお客様の待機時間を削減するために、効率の良い対応手順をマニュアル化し店舗にシェアした。結果、企業内で表彰を受けた。
・ 塾講師のアルバイトで、生徒の予習復習を促進するための資料をオリジナルで作成し、生徒が楽しんで学習できるように工夫をした。その結果、生徒から好評を得ただけに止まらず、親御さんからも感謝の手紙を受け取った。

これらはあくまで一例ですが、どのような内容に取り組み、具体的にどのような成果が生まれたかは必ず入れるべきポイントです。例えば、「常に笑顔で接客することを心掛けました。」というような内容が良くアルバイト経験のエピソードで語られますが、そこからどのような結果が生まれたか、どのような学びを得たかなど、仕事にも繋がる内容がなければアピールポイントとしては成立しないので注意が必要です。

（２） 自ら考えて行動した内容が効果的

つぎに押さえたいのが、自ら考えて行動した内容を盛り込むという点です。単純に任された仕事だけをこなしていただけでは、アルバイト経験はなかなかアピールポイントにはなりません。

・ 自ら提案をして実行したこと
・ 工夫をして業務改善したこと
・ アルバイトをするなかであった問題を解決するために行動したこと

など、自発的な取り組みがアピールポイントとして適しています。

（３） アルバイト経験から得た強みと、それをどのように仕事に活かすかを明確に伝えよう

アルバイトで実行した内容と成果を通じて、どのような強みをそのエピソードで発揮して、そしてそれをどのように仕事に活かすかを明確に伝えましょう。内容は経験したエピソードにもよりますが、アピールを伝える企業が想定している採用したい学生像に合致していることが重要です。どのような伝え方をするとアピールと効果的か考えた上で内容をまとめましょう。 いかがでしたか？

アピールポイントに繋がる点を押さえたらプロセスが具体的にわかるように話の構成を考えて、伝える練習を行いましょう。明確な自発的な取り組みや成果、強みが見えれば面接官は必ず興味を持ってくれます。

その場合、「なぜこのような行動ができたのか？」、「なぜこの方法を選んだのか？」など「なぜ？」という質問を多く受けることになるはずです。ストーリーが出来上がったら、自分なりにより深堀を行い、自分の良さがさらに伝わるように受け答えも工夫してみてくださいね。

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