郵政ロジスティクスの企業研究
Yusen Logistics Co., Ltd.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、郵船ロジスティクスへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年9月25日現在)
商号 | 郵船ロジスティクス株式会社 (Yusen Logistics Co., Ltd.) |
---|---|
発足 | 1955年(昭和30年)2月28日 |
代表者 | 倉本 博光 |
従業員数 | 19,371名(平成26年6月末現在) |
本社 | 東京都港区芝公園2丁目11番1号 住友不動産芝公園タワー |
売上高 | 460,968百万円(平成27年3月期) |
一人当たり売上高 | およそ23.7百万円(平成27年3月期) |
営業利益 | 9,303百万円(平成27年3月期) |
初任給 | 月給203,800円(ゼネラリストコース) 月給176,830円(エキスパートコース) (平成26年実績) |
平均年収 | 7,081,000円(平成27年3月31日実績) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
郵船ロジスティクスについて深く知るために、まずは郵船ロジスティクスの経営理念を確認しましょう。そこから郵船ロジスティクスが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
郵船ロジスティクスの企業理念は、以下の通り。
『顧客ニーズに応える物流サービスを通して、豊かな社会の実現に貢献し、グループ企業価値の向上に努めます。』
(郵船ロジスティクス コーポレートガバナンスページより引用)
ここから分かるポイントは、「ニーズに応える」「社会貢献」「企業価値向上」の3点。
顧客のニーズに応えるため、高度で高品質な物流サービスを提供する。国際経済の発展に貢献し、より豊かな社会を目指す。顧客からの厚い信頼を得て企業価値を向上させる。こうしたことを郵船ロジスティクスでは重視していると考えられます。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 顧客ニーズを満たすサービスの提供のために、何が必要か
- 海外も視野に入れて豊かさを追及していくために、組織としてどんなことを心がけるか
- 顧客の信頼を得るために、一社員としてどんな努力をするか
次に、運送業界における郵船ロジスティクスと競合会社と比較してみましょう。
郵船ロジスティクスの競合といえば、日新が挙げられます。
郵船ロジスティクスと日新はどのように違うのでしょうか。
まずは郵船ロジスティクスと日新の財務状況を見てみましょう。
2014年4月から2015年3月末までの営業収入(売上高)は、郵船ロジスティクスが460,968百万円であるのに対し、日新は204,461百万円です。一方で営業利益は、郵船ロジスティクスが9,303百万円のところ、日新は4,664百万円です。
つぎに事業内容を見てみましょう。
郵船ロジスティクスは、「郵船航空サービス」と「NYKロジスティックス」が事業統合して誕生しました。全世界40ヶ国に476拠点を持ち、日系企業としては世界でも有数の規模を誇る物流企業です。自社で輸送手段を持たず、世界中の船や航空機の中から最適な便を選び運ぶことを強みとしています。連結売上1兆円、世界でトップ5、アジアNo.1の国際総合物流企業を目指して成長を続けています。
日新は、1938年創業で70年以上の歴史を持つ総合物流企業であり、国内外に数多くの拠点・ネットワークを築いています。また、業界で初めて陸・海・空の輸送手段を組み合わせた新しい輸送形態「国際複合一貫輸送サービス」を開始しました。最近ではソーラーシステムで運行電力をまかなうエコ倉庫、低負荷電気設備を導入した荷役機器などを新たに提案しています。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
現在、インターネット通販が広く普及してモノの売られ方の幅が広がる一方で、より早くそのモノが欲しいという顧客の要望も高まっています。物流が本業ではない企業にとって、本来の目的である利益の増大と、高度化する物流に関する課題解決とを両立させるのは難題です。そして、それを実現させるための方法として、サードパーティーロジスティクス(3PL)という新しい物流のかたちが急速に広がりつつあります。これは、企業活動にまつわる物流を一括して物流専門会社に任せてしまうという方法です。
近年、3PLのシステムを確立するため、物流会社どうしのアライアンス(提携)が盛んに行われるようになりました。トラック会社と航空会社といった異なる分野同士の連携もあれば、営業拠点を地域補完するための連携もあります。また企業から物流業務を一括して引受ける際に、その企業傘下の物流部門会社を自社に吸収するケースも増えています。物流業界は、3PLをキーワードに再編がうながされているのです。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで郵船ロジスティクスについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう
・日本 Yusen Logistics,http://www.yusen-logistics.com/jp/japan,平成27年9月25日DL.
・郵船ロジスティクスーWikipedia,https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E8%88%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9,平成27年9月25日DL.
・物流業界の今と未来ー物流業界を知る(採用情報)|3PL・物流・倉庫ソリューション 富士物流株式会社, http://www.fujibuturyu.co.jp/recruiting/industry/future.html,平成27年9月25日DL.
・郵船ロジスティクスの内定者による選考情報ーみん就(みんなの就職活動日記),http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=9370&grad_yyyy=2015 ,平成27年9月25日DL.
・株式会社 日新 ーNissin Corporationー,https://www.nissin-tw.co.jp/,平成27年9月25日DL.
・株式会社日新 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,http://job.rikunabi.com/2016/company/top/r626500035/?isc=r6rcnz00708,平成27年9月25日DL.
・郵船ロジスティクスーWikipedia,https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E8%88%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9,平成27年9月25日DL.
・物流業界の今と未来ー物流業界を知る(採用情報)|3PL・物流・倉庫ソリューション 富士物流株式会社, http://www.fujibuturyu.co.jp/recruiting/industry/future.html,平成27年9月25日DL.
・郵船ロジスティクスの内定者による選考情報ーみん就(みんなの就職活動日記),http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=9370&grad_yyyy=2015 ,平成27年9月25日DL.
・株式会社 日新 ーNissin Corporationー,https://www.nissin-tw.co.jp/,平成27年9月25日DL.
・株式会社日新 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,http://job.rikunabi.com/2016/company/top/r626500035/?isc=r6rcnz00708,平成27年9月25日DL.
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2024 en-japan inc. All Rights Reserved.