面接で学生生活について尋ねられたときに押さえておきたいポイント

面接の中で非常に良く問われる「どのような学生生活を送ってきましたか？」という質問。誰にでも答えられそうな質問に一見感じられる一方で、漠然とした回答になりやすい内容でもあります。そこで今回は、この質問の意図や回答のポイントについてご紹介します。 まず、この「どのような学生生活を送ってきましたか？」という質問の意図についてです。面接官としては、あなたの学生生活様子を知りたいという考えはもちろんありますが、それだけでなくそこから考えられるあなたの特徴をこの設問から理解しようとしています。

例えば、
・ どのような人柄であるか
・ どのような価値観であるか
・ 行動力、コミュニケーション力など採用時に求められる力を持っているか
・ 学生時代に培った力を仕事でも活かそうとしているか、もしくは活かしてもらえそうか。

主にこのような点が挙げられます。この類いの質問は、回答にYES、NOがあるものではないので、意図を理解して回答を練らなければ非常に曖昧な回答となり、効果が得られにくいのが特徴です。

自らのアピールとして伝えたいポイントを整理すると同時に、企業側から見た際にどのような特徴のある学生に魅力を感じるか、どのような強みを行かせると入社後に活躍してくれそうかなどの相手視点の想定が重要になります。 意図を理解したら、自分自身のエピソードと企業側が求める人物像や能力の双方を洗い出してみましょう。その上で、実際に質問を受けた際には的を絞って一番伝えるべき内容を選びましょう。

この点を考慮せずに話すと、まとまりがなく長々と話してしまったり、結論が曖昧になってしまったりという状況になり、あなたの特徴や活かせる強みが伝わらなくなってしまいます。

・ 「一言でいうと●●な学生生活でした。具体的には〜」
・ 「学生生活ではさまざまな挑戦をしましたが、特に力を入れたのは●●です。」

というように、的を絞る常套句を織り交ぜて自ら話題を明確にしましょう。

次に、この質問に対して必ず盛り込んでおきたいポイントについてご紹介します。 １） なぜそのような学生生活を送ってきたのかという理由、