ACCESSの企業研究

ACCESS CO., LTD

気になる

はじめに

今回ご紹介するのは、携帯電話やネットワーク機器向けのソフトウェア開発で有名なACCESS。

この記事を読んでいる方の中には、ACCESSへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

会社概要（平成27年10月13日現在）

商号	株式会社ACCESS （ACCESS CO., LTD）
発足	1979年4月
代表者	兼子孝夫
従業員数	連結605名単体256名（平成27年5月末現在）
本社	東京都千代田区猿楽町2-8-8　住友不動産猿楽町ビル
売上高	109億円（平成26年1月期）
一人当たり売上高	約1,800万円（平成26年1月期）
営業利益	9.3億円（平成26年1月期）
初任給	大卒21万円（平成27年実績）
平均年収	750万円（平成26年1月31日実績）

「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう！

ここでは、ACCESSの経営理念や同じソフトウェア業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるソフトウェア会社の中で、なぜACCESSなのか？」という質問への対策を考えましょう。

ACCESSについて深く知るために、まずはACCESSの経営理念を確認しましょう。そこからACCESSが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ACCESSの企業理念は、以下の通り。
『我々は、ソフトウェアを人々の身近な存在にし、世界に新しい日常を提供し続けます。』
（ACCESS「企業理念」より引用）

ここから分かるポイントは、「暮らしを豊かにするソフトウェア」「革新的な解決策」の2点。
ACCESSは、あらゆる人々が当たり前のように使うソフトウェアを通じ、人々に新しい体験や価値を提供し暮らしをより豊かにすることに努めています。創業以来培ってきた強みである「つなぐ」を軸に、様々な課題に対し革新的な解決策の提供を目指しています。求める人物像として考えられるのは、前向きで誠実な人。このような企業理念に共感し、積極的に課題解決に向け取り組む意欲溢れる人材を求めていると思われます。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

学生時代に努力し成し遂げた目標、そこから得た自分の強み
困難や挫折の経験、それを乗り越え達成したこと、克服方法
チームで行った取組み、チームでの役割、リーダーの経験

次に、ソフトウェア業界におけるACCESSと競合会社と比較してみましょう。
ACCESSの競合といえば、クレオが挙げられます。
ACCESSとクレオはどのように違うのでしょうか。

ACCESSは、ソフトウェア事業、ネットワークソフト事業、フロントエンド事業を展開しており、携帯電話向けソフトウェア開発や情報家電、ネットワーク機器向けソフトウェアの開発などを手掛けています。情報家電分野では、DLNA対応ソフトやインターネットおよびデータ放送ブラウザなど多彩なマルチメディア・ホームネットワーク向けソリューションを提供。また、近年注力している電子出版分野では、企画から運営まで一貫して支援するトータルソリューションを提供。世界中で累計搭載台数10億台を突破するモバイル向け・情報家電向けソフトの技術力やノウハウを強みに高付加価値サービスの提供を実現しており、海外展開も積極的に行っています。平成26年1月期連結売上高は109億円、平成27年1月期連結売上高は75億円となっています。

対して1974年設立のクレオは、クレオグループの持ち株会社。傘下のクレオマーケティングは、基幹系・情報系業務ソリューションから組み込み系ソフトウェアまでトータルICTソリューションの開発・提供を行い、クレーソリューションは、システムやネットワーク構築から各種アプリケーション開発を行っています。強みとするのは、2011年に分社化したこれら2社を含む計5事業会社と持株会社の総力。Yahoo！JAPANと協業で「安否確認サービス」やSNS口コミ＆レビューサービス「SCP」を提供するなど、スピード感のある経営に努め広範なITソリューション・サービスを提供しています。平成26年3月期連結売上高は113億円、平成27年3月期連結売上高は114億円となっています。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25～26年のソフトウェア業界売上高は4,167億円、経常利益は1,242億円です（対象企業13社合計）。過去の推移は平成17～19年まで増加傾向にあり、その後平成24年まで横ばいとなります。この間、日本経済の停滞により業界全体も伸び悩み、円高や欧州の債務危機、東日本大震災などの影響を大きく受けることになります。再び増加に転じたのは平成25年。国内景気の回復に伴い企業のIT投資や個人消費も回復し、ソフトウェア業界は平成26年から遡り5年の伸び率を＋2.3％、売上高純利益率を＋18.6％としています。

近年、業界のニーズはクラウドやビッグデータに集中しており、クラウドでは仮想化ソフト、ビッグデータでは解析ソフトおよびデータベースソフトの需要が高まる傾向にあります。さらにセキュリティ分野も加えると業界としては今後も安定した需要が見込めますが、これらの収益化における企業努力が求められることになりそうです。

「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう！

ここまでACCESSについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。選考フ�

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参考文献

・会社概要｜株式会社ACCESS，http://jp.access-company.com/company/company_profile/，2015年10月13日DL．
・ACCESS年収：750万円‐年収ラボ，http://nensyu-labo.com/kigyou_access-company.html，2015年10月13日DL．
・クレオ　年収：－万円‐年収ラボ，http://nensyu-labo.com/kigyou_creo.html，2015年10月13日DL．
・株式会社ACCESSの年収と生涯賃金【年収ガイド】，http://www.nenshuu.net/corporation/contents/corporations.php?security_code=4813，2015年10月13日DL．
・企業理念｜株式会社ACCESS，http://jp.access-company.com/company/vision/，2015年10月13日DL．
・ACCESS　情報家電ソリューション｜株式会社ACCESS，http://jp.access-company.com/products/itelectoronics/，2015年10月14日DL．
・【EPUB3＆HTML5対応の電子出版ソリューション｜株式会社ACCESS，http://jp.access-company.com/products/dpub/ ，2015年10月14日DL．
・株式会社クレオ｜IR情報｜IRライブラリ｜決算短信等，http://www.creo.co.jp/ir/settlement02.shtml ，2015年10月14日DL．
・株式会社クレオ｜会社情報｜会社概要，http://www.creo.co.jp/corporate/profile.shtml ，2015年10月14日DL．
・株式会社クレオ　新卒採用｜リクナビ2016｜学生のための就職情報サイト，https://job.rikunabi.com/2016/company/top/r554071001/ ，2015年10月14日DL．
・ソフトウェア業界の動向、ランキング、現状，http://gyokai-search.com/3-soft.html，2015年10月14日DL．

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