グッドライフOSの企業研究

今回ご紹介するのは、設立以来8期連続増収増益を更新し、ラッピング広告と自動販売機を融合させたボードステーションやビジネスポータルサイト「ビズオール」で有名なグッドライフOS。

この記事を読んでいる方の中には、グッドライフOSへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、グッドライフOSの経営理念や同じコンサルティング業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるコンサルティング会社の中で、なぜグッドライフOSなのか？」という質問への対策を考えましょう。


グッドライフOSについて深く知るために、まずはグッドライフOSの経営理念を確認しましょう。そこからグッドライフOSが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

グッドライフOSの企業理念は、以下の通り。
『企業を応援して、日本を元気にする！（Makes Japan Energetic!!!） 』
（株式会社グッドライフOS　事業ビジョンページより引用）

ここから分かるポイントは、「行動力」「協調性」「社会貢献」の3点。
グッドライフOSの社員として、積極的に仕事に取り組み、仲間と共に会社を創っていくよう努める。会社とともに自らも成長していくために常に向上心を持って学ぶこと。その結果、多くの企業にとってためになるような新しい価値を創造し会社の発展に貢献するとともに、日本を活力ある国にするために寄与する。グッドライフOSは、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとしてどのような目標をどのようにたてたか
• 目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験から学んだことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、コンサルティング業界におけるグッドライフOSと競合会社と比較してみましょう。
グッドライフOSの競合といえば、ブロードエンタープライズが挙げられます。
グッドライフOSとブロードエンタープライズはどのように違うのでしょうか。

グッドライフOSは、企業の経営課題に対してソリューションをしていく事業展開を行っています。今後はヒューマンリソース事業や金融関連にも進出予定とか。さらに株式上場、平成32年には売上高100億円、平成39年には1,000億という中長期計画を立て事業活動に取り組んでいます。
対するブロードエンタープライズも大阪発のITベンチャーで、賃貸住宅を対象としたインターネット設備B-CUBIC（ビーキュービービック）の提案営業、そしてECサイト「腕時計先生」「ubucoe」「Reptee」の運営が主な事業。一番の目標は社員幸福度No.1の実現。これを基本に企業理念である「お客さまの笑顔を追求すること」で永続企業を目指しています。

次にグッドライフOSとブロードエンタープライズの財務状況を見てみましょう。
平成26年度における売上高は、グッドライフOSが20億6,800万円であるのに対し、ブロードエンタープライズは11億3,000万円とほぼ半分。
一方で、営業利益を売上高で除して求めた売上高営業利益率については、2社とも情報が不明であり、企業の収益性や経営能率の良否が見え難い状況となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
グッドライフOSは、平成26年10月に新たにインターネットプロダクト事業部を立ち上げました。ITを通じて世の中にはまだないサービス展開を行っていくというもの。ITの世界には既に様々なサービスがありますが、発想次第ではまだ新しい切り口のサービスを生み出す余地がたくさん残されているようです。

ここまでグッドライフOSについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。