なりたい社会人像を描くメリット
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2017年12月27日更新
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なりたい社会人像を描くメリット

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はじめに

就職活動をはじめる際に、多くの就活生は働くイメージをどのように描いて良いものか悩みます。そのような状況に置いてオススメなのが、「なりたい社会人像」を描いて、そのためにどのような仕事経験を積める環境を選べば良いか、という順番で物事を考えてみることです。

現在の学生時代に至るまでに、どれだけの大人と接してきたかはあなたのいた環境次第で大きく異なることでしょう。ただし多くの場合は、家族、親戚、学校や大学の先生、アルバイト先の社員の方など、非常に限られた枠の中での接点です。もちろん、これまでの接点の中でなりたい社会人像が描けている場合にはラッキーですが、そうでない場合や、就活本格スタート前により視野を広げておきたいという場合には、新たな接点を得てイメージを広げることが必要です。

なりたい社会人像を得るためにはどうしたら良い?

まず、「なりたい社会人像」を描くためには大きくわけて3つのステップが必要です。

1) 現在仕事へのイメージ、志望進路などを整理してみる
前提として、社会人の方に会ったり、お話をお聞きしたりする前に現状の自分の考えを整理しておくことが必要です。下記のような項目について、自分の考えをまとめましょう。

・ どのような仕事をしてみたいか?
・ このような企業で働いてみたいか?
・ そこで働くとどのようなワークスタイルになりそうか?
・ 10年後どのような働き方をしていたいか?
・ これらの理由はなぜか?

もしも、具体的に就きたい職業や、就職したい会社がある場合には一度それらの情報も収集して、実際にその仕事につくために何が必要なのかを考えることも重要です。加えて、この時点で疑問に思っていることや、イメージできないこともリストアップしておくと、その後のステップでも役立ちます。

2) 社会人との接点を持ち、仕事について話を聞いてみよう
現在の仕事へのイメージ、志望進路などをある程度整理ができたら、是非社会人に直接話を聞ける機会に飛び込みましょう。

就活らしい手段であれば、

・ キャリアセンターなどを活用してOBOG訪問を行い、話を聞く。
・ リクルーター制度を活用して接点を持ち、話を聞く。
・ 就活支援の団体やキャリアカウンセラーさんを通じて社会人と接点を持てるイベントに参加し、話を聞く。


このように就活に直結をする機会に、多くの社会人との接点を持つことも可能です。一方で、就活として以外の接点も多いに活用すべきです。

・ 自分の趣味としていることの社会人サークルに参加して接点を持ち、話を聞く。
・ 地域のイベントにボランティアで参加して接点を持ち、話を聞く。
・ アルバイト先の信頼できる人に話を聞く。


このような接点から、社会人にお話を聞くきっかけになることもあり得ます。実際に筆者も、学生時代にゼミ活動を通じて出会った方に就活や将来の仕事についてお話をお聞きする機会が多くありました。中には企業の採用決裁権のある方もいましたので、案外どこにチャンスがあるかはわからないものです。

3) お聞きした話を整理して、自分の考えをもう一度整理してみよう
そして、1)で整理したような、自分なりに仕事について考えたことや、迷っていることを聞いて頂くだけでなく、逆にその方が仕事に対して感じていること、社会人生活について幅広くお聞きし、改めてその内容を自分がどう感じたか整理してみましょう。

特にこのなかで、共感した点や憧れた点は、あなたの「なりたい社会人像」に繋がります。

なりたい社会人像を得ることで享受できるメリットは?

なりたい社会人像があることによって、就職活動での考え方は大きく変わります。具体的な働き方のイメージを持つことで、面接の回答などにおいてもより説得力のある回答に繋がることはもちろんのこと、その背景にある社会人の持つ考え方や価値観にも触れるチャンスになることが非常に大きなポイントと言えます。

・ 仕事の上で大切にしていることは何か
・ キャリアの中で達成したいと思っていることは何か
・ 若手時代にどのような学びを得たか


といったポイントを知ることで、どのような環境に身をおき、どのような人たちと働くことで自分の目指す社会人に近づけるのかということについても具体的に考えられるようになります。そうすると、企業名や主な事業内容だけに止まらず、働き方という選社軸が持てるようになるので、就活での選択肢もぐっと広げられるようになるのです。

さいごに

いかがでしたか? 就活生はさまざまな企業に接点を持てるだけではなく、利害関係を気にすることなくさまざまな社会人に会いやすい立場です。

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