志望企業の課題の調べ方・答え方

はじめに
そこで今回は、この質問に対してどのように準備をし、回答する際にどうしたポイントに気をつけるべきなのかについてご紹介をします。

企業の課題ってどう調べたらいいの?
1) 有価証券報告書を見てみる
一番はじめに確認をしておきたいのが、『有価証券報告書』です。株や社債を販売している企業のなかで、法律上で提出が求められる規模の企業に該当する場合、この書類の提出が義務付けられています。特に大企業の場合ホームーページ上でこの有価証券報告書を閲覧できる場合が殆どなので目を通して見ましょう。
事業に関する状況に言及している項目では具体的に
・現在の事業状況
・対処すべき課題
・事業におけるリスク
このような内容が記載されているので、ここから明確に現在の企業の課題を読み取ることが可能でしょう。
2) 新聞記事を活用する
次に活用したいのが、新聞記事からの情報です。日常的に日経新聞を読んでおくことをオススメしますが、過去から遡って情報を得ることも可能な新聞のデータベースを利用するのも1つの手段です。
各大学の図書館では、新聞のデータベースにアクセスできるアカウントを殆どの場合持っているので、これを活用しない手はありません。日経新聞の『日経テレコン』をはじめとした、こうしたデータベースを活用して企業や業界について調べることで、課題を整理してみると良いでしょう。
3) OB・OG訪問で聞いてみる
また、直接OB・OG訪問で聞くという手段も併せて行いたい内容です。対外的な情報から企業の課題を調べることはもちろん可能ではあるものの、やはり現在働いている従業員の方が持っている情報の方が具体的であったり、課題の本質的な部分に触れられたりというメリットもあります。可能な限り、生の情報を得てライバルに差をつけたいところです。

質問されることを想定して課題+解決案について考えておこう
また、「現在の我が社の課題は何だと思いますか?」と問われた際に、同時にどうした対応策が必要であるかという問いを受けることもあるので、準備は必ず行っておきましょう。
・ 現在行っている、課題への対応策を把握しておく
・ 業界共通の課題であれば、他社の対応策も把握をしておく
・ 回答可能な内容であれば、自分の考える対応策の意見を考えておく
・ 現在の対応策に対して、入社後自分が具体的に取り組めることがある場合にはそれについて言及できるように準備しておく
このような内容を押さえて、臨機応変に回答をしていくと良いでしょう。
特に自分の意見を問われた際には、あくまで学生の答えられる内容であることは企業の方も重々承知の上なので、臆せずにしっかりと自分の意見を伝えてくださいね。

さいごに
いかがでしたか? 情報を得ること自体が他の内容よりもハードルがやや高いからこそ、こうした項目は差が出やすいとも言えます。有力な情報源

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