こんな曖昧キーワードの自己PRは要注意!

はじめに
良かれと思って入れたキーワードが、実は「またか…」と思われる原因になっているかもしれません。
そこで今回は、自己PRや志望動機に用いられがちな曖昧キーワードと、そうしたキーワードを用いる際にどのように伝えると効果的に伝わりやすくなるかというポイントについてご紹介します。

これに注意!曖昧キーワード
(1)「コミュニケーション力が私の強みです。」
まず挙げられるのが「コミュニケーション力」などの強みに関する曖昧キーワードです。 関連キーワードは枚挙に暇がありませんが、
・ リーダーシップが強みです。
・ 協調性があり、チームプレーが得意です。
・ 継続性があり、長く御社で仕事に取り組みたいと思っています。
など、多くの強みを示す言葉は至って曖昧なものばかりです。これだけでは「つまりどういうことなのか?」、「具体的にはどのような意味なのか?」、「それってうちの会社で役立つのか?」という点は伝わらないので注意が必要です。
(2)「人のために/笑顔になってもらうために頑張ります。」
次に挙げられるのは「人のために/笑顔になってもらうために頑張ります。」という人のため志向内容です。スタンス自体は非常に大切なことではありますが、具体的な内容や意味への言及がなければ、「なぜそう思うのか?」、「そうすることで、うちの会社が得られるメリットは何なのか?」というようなツッコミは必至です。
また、具体性に欠けたままこの内容を伝えてしまうと考えが浅いと判断されてしまうこともあり得るので注意が必要です。
(3)「社会に貢献したいと思っています。」
次に挙げられるのが「社会のために貢献したいと思っています。」というパターンです。やや「人のために」タイプと似ていて、聞こえがいいものの具体的な意味が把握しにくい内容です。もしこうした系統の内容を盛り込むのであれば、志望企業の事業を通じてどのように社会の役に立てるのか?、解決できる社会にある問題はなにか?、自分自身はどのように取り組むかなど、具体的なポイントに言及する必要があると言えます。
(4)「成長したいと思っています。」
次に挙げられるのが「成長したいと思っています。」という内容です。これは企業の謳い文句としても用いられていることが多いキーワードのため、自然と就活生も使いがちですが、やはりできる限り具体的な内容がなければ曖昧ワードとして筆頭になってしまうキーワードと言えるでしょう。なぜ成長したいと思っているのか?、自分が成長することによって志望企業にどのようなメリットがあるか?などの点を明らかにしなければ逆効果です。

曖昧で終わらない!言葉の定義と行動のプロセスにフォーカスすべし!
もしこのような内容の言葉を盛り込む場合には言葉の定義と、関連する行動のプロセスに具体的に言及するように気をつけなければなりません。
ここで言う言葉の定義を行うとは、例えば自分の考える、またはこの話の中で言う「コミュニケーション力」とは○○という意味であるというように、その文脈の中で特定の言葉をどのような意味として伝えているのかを明確にすることです。そうすることによって、何を伝えたいのかもクリアになります。
また、関連する行動のプロセスに具体的に言及するという点については、聞こえの良いキーワードだけで終わらせずに、自己PRや志望動機に説得力を持たせるために不可欠です。より具体的な情景を思い描いて貰えるようなエピソードや自身の考えを必ず盛り込み、机上の空論に終わらないように気をつけましょう。

さいごに
いかがでしたか? 実際に今回ご紹介したようなキーワードは自己PR、志望動機に頻出しており、具体的に伝える努力をしなければ、マイナス印象に

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内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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