17卒就活生のスケジュールはどうなる?(2015年12月現在の見通し)
はじめに
今回の決定により明らかになったこと、想定されることを理解して、万全の準備を行いましょう。
経団連加盟企業、表向きは「3月説明会、6月面接スタート」に決定
このスケジュールは、16卒就活生と同様3月に説明会がスタートするものの、選考は6月スタートで2ヶ月前倒しされるというものです。
この背景には、経団連加盟企業において16卒生の就活で採用面接がスタートする日と設定された8月1日以前に、水面下で数多くの企業が「面談」と称して学生と接点を持ち、8月1日時点でいきなり内定がでるという状況が数多く起こったという事態があります。
今回の決定は採用情報や説明会の機会は同じ時期に出すものの、水面下での選考ばかりになることを避けるために、“2ヶ月採用面接前倒し”という結論に至ったと言えます。
6月は学生にとっては前期の授業真っ盛りの時期です。今回の決定に伴い大学側からは夕方以降や土曜日などに採用選考を行うように働きかけていますが、今のところどの程度そうした配慮がされるかは、まだ何とも言える状況ではありません。
引き続き、この内容に関連するニュースには就活生も注目しましょう。
考えられる“実際の”スケジュールや知っておきたいポイントは?
そうすると「確実に優秀な学生と接点を持つためには早くから動き出さなければいけない。」という考えから、結局のところ想定より早くから採用活動がスタートする可能性が高いのです。
そこで17卒就活生が押さえておきたい“3つの就活スケジュールのポイント”をお伝えしておこうと思います。
(1) 経団連加盟の大手企業でも3月の説明会以降すぐに水面下の選考がある可能性を理解しておく。
まずはこれまでの話の流れのとおり、2ヶ月採用面接が早まったからと言って全ての企業がこの変更に従うとは限らないということです。特に今回は学生にとっては授業期間としっかり重なっているスケジュールのためどれだけ学生自身が動けるかが未知数です。様々なリスクを考えて経団連加盟企業であっても、6月以前から学生と接点を持つという可能性は捨てきれません。
そのことを念頭において、はやくから説明会に参加すると同時に面談や座談会と称した採用担当者から案内を受ける機会には、積極的に参加をしておきましょう。
(2) インターンシップの機会を積極的に活用する。
「早くから学生と接点を持ちたい」と考える企業側では、インターンシップの機会をこれまで以上に増やす可能性が高まっています。説明会が始まる前からこのような機会に採用担当者と接点を持つことが可能です。企業研究や業界研究も兼ねて、このような機会に積極的に参加しておきましょう。
(3) 経団連加盟以外の企業は関係なく採用活動を行っている。
また、忘れてはならないのが今回の決定はあくまで経団連加盟企業に求められる採用スケジュールであり、加盟していない企業ではこれに則らないスケジュールで採用活動を行う事例が少なからず発生するという点です。
早い企業では学部3年生の秋頃から採用選考を行っていることも有り得ます。現時点で自分が志望する企業や業界の状況がどうかを調べ、就活ナビだけでなく個別の企業ホームページから情報を得るなど早めの対策を行いましょう。
さいごに
いかがでしたか? このように変更が続くと、企業側の対応も毎年変化せざるを得ない状況です。就活生にとっては大変ですが、いつ本命の企業の
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