U・Iターン就職をしたい就活生が知っておきたいこと

地方出身で主要都市圏の大学に進学したけれど地元に戻りたい「Uターン」、もしくは主要都市圏で生まれ育って大学まで進んだけれど地方で就職したい「Iターン」の志望者が実は最近増えてきています。

とはいえ、都市圏での就職活動に比べると情報が限られているように感じられがちなのがU・Iターン就職。こうした就職を希望する場合にはどのように行動したら良いのでしょうか？ まずは、どのようなところから情報が得られるかを理解し、行動するところからスタートしましょう。

（１） 就活ナビで地方情報をくまなく探す。
まず挙げられるのは就活ナビの情報です。リクナビやマイナビなどの大きな就職情報サイトでは、地方の就職先についても多くの選択肢が掲載されています。特に地元で有力な企業であればこのような場所に掲載されているケースが多いため、都市圏以外の就職であっても必ず情報をチェックしておきましょう。

（２） 大学のキャリアセンターや就職課で情報を得る。
次に、就活ナビ以外での情報の探し方を順番にご紹介して行きます。まず押さえたいのが大学のキャリアセンターや就職課での情報です。採用実績がある場合などを中心に、大学に直接採用情報を提供しているケースは少なくありません。相談窓口を通じて情報を貰えるように行動してみましょう。

（３） 都市圏で行われるU・Iターンの就職相談会を利用する。
次に挙げられるのが学外で行われるU・Iターンの就職相談会や企業説明会などのイベントです。各主要都市圏でこうしたイベントは、実は数多く行われています。しかしながら、主要なナビサイトが運営する合説のように誰しもが知っている状況ではないため、自分からアンテナを貼って機会を得る必要があります。

（４） ふるさと回帰支援センターや各県人会の就職情報を活用する。
U・Iターン就活のイベントの他にも学外での機会はあります。東京、大阪であればNPO法人ふるさと回帰支援センターの運営する各県の就職相談窓口や、各県人会が運営するコミュニティーなどで就職相談に乗ってくれる機会なども存在します。こうしたところであれば、イベントの開催時だけでなく常に門戸が開かれていて相談がしやすいというメリットもあります。

このように自分から情報を探しに行けば、十分にさまざまな機会や組織から情報を得ることができます。是非積極的に活用していきましょう。 必要な情報を得た上で、U・Iターン就職を希望する就活生がしておくべき就活準備とはいったいどのようなものなのでしょうか？
具体的に行っておきたい行動は２つあります。

（１）スタート時期の遅さに惑わされずに企業研究、自己分析、選考対策を行う

まず挙げられるのは「スタート時期の遅さに惑わされずに企業研究、自己分析、選考対策を行う」という点です。地方の企業は都市圏の企業に比べると採用スタートが遅い傾向にあります。一方で地方の有力企業を目指す場合には狭き門ということも少なくなく、準備不足のまま受験をすると次のチャンスがないということも有り得ます。

選考が遅いからと油断をせずに、早期から企業研究、自己分析、面接やグループディスカッションなどの選考対策を行っておくことで大きく選考結果の明暗がわかれることになるでしょう。

（２）都市圏の選考スタートが早い採用試験でトレーニングしておこう

地方企業の採用スタート時期が遅い分、それ以前に都市圏の企業の採用選考を受けるチャンスもあります。受ける前段階で絞り込みすぎる必要はないということに加え、このようなチャンスに就活になれておくことで後々くる本命の試験への準備も整います。

地方での就活だけにフォーカスせず、早くから採用試験にチャレンジしておきましょう。

いかがでしたか？ Uターン、Iターン就活は情報を得て早め早めに行動しておくことで、実は非常に有利に進められる可能性が高いのです。是非積極