あなたにとって仕事とは何ですか?という質問への答え方
はじめに
そこで今回は、なぜこの質問がされているのか、どのようなポイントを押さえておくべきかをご紹介します。
なぜ「仕事とは?」という質問がされるのか
(1) 価値観を知るため
(2) 一番にあげられるのは、あなたの「価値観を知るため」です。一言で「仕事とは?」と言っても捉え方は人それぞれです。何を大切にして、何のために働くのか、自分の言葉を探して回答できるように準備が必要です。
そのため、「お金のため」や「生活のため」といったベースラインにある内容の回答よりも、あなた自身の人柄が伝わる内容を心掛けた方が、あなたの評価につながります。
(3) 働くことへの覚悟を知るため
次にあげられるのは、「働くことへの覚悟を知るため」です。仕事をどのように捉えているかによって、あなた自身が入社後にいち早く学生気分から抜け出し、働くことへの責任をどう考え、どのように実践してくれそうかを面接官も感じ取ります。
社会人になるとどのように生活が変わり、そのように日々を過ごすのかをイメージして回答を考えましょう。イメージ仕切れない場合には身近な大人に相談してみたり、OBOG訪問などでリアルな「仕事とは?」という声を聞いてみたりするのも良いかもしれません。
企業ごとがもつ働くことへの価値観も理解しておこう
もう1つ押さえておきたいのが「企業がそれぞれ持つ働くことへの価値観」を理解するという点です。先に述べたようなあなたの価値観や働く覚悟が、その企業の持つ考え方にフィットしているのかが大きな判断基準となります。
例えば大企業で大きな予算を長期的に動かすような仕事にいずれ就くのであれば、「社会に大きなインパクトと新しい価値を与える」とが仕事を表すキーワードになるかもしれません。一方で創業間もないベンチャー企業であれば、「成長」や「挑戦」というキーワードが仕事を表すのに一番近い内容かもしれません。
企業によっては企業理念などによってこのような考え方が明示されている場合もあります。企業研究を重ねて、よく回答内容を練りましょう。
何のために仕事をする?回答パターン
(1)自分のため
例:私にとって仕事とは、自らの能力を高めて誰かに新しい価値を提供することによって、人生を豊かにする手段だと思っています。私は、営業職として新しいお客様にサービスを届けるとともに、ただ売るだけでなく新しい問題の解決方法を一緒に考えるコンサルティング力を高めて、多くの人に喜ばれる社会人になりたいと思っています。そうすることで、自分自身も豊かな生き方ができると考えています。
(2)組織のため
例: 私は幼少期から現在の大学生活に至まで、野球部に所属してきました。その中で、所属するチームに自分の持つ強みを発揮して貢献して行く重要性を学んできました。それは、仕事をする時にも同じだと今は考えています。入社後任された仕事に責任を持ち、着実に実行することで組織の一員として一緒に高見を目指してゆくのが私にとって「仕事」だと考えています。
(4) 社会貢献のため
例:私にとって仕事とは、社会のために役立つ価値を提供することだと思っています。そんな中で、御社の提供する●●という商品は、▲▲という世の中のニーズにとてもフィットしていて私も強く共感しています。これからよりそうした求められるものを提供して行くとともに、私自身が働くことを通して気がついた「社会で求められているもの」をかたちにできるように、仕事をして行きたいと思っています。
このように、「仕事とは?」を伝える切り口は1つではありません。
また回答する際には、
・ 自分の経験からそう考える理由を述べること。
・ 仕事への前向きな姿勢を盛り込むこと。
・ 企業の価値観とマッチしている切り口かを考えておくこと。
こうしたポイントも押さえつつ、自分の言葉で回答ができるように準備をしてみましょう。
さいごに
いかがでしたか? 「仕事とは?」という質問は簡単ではありませんが、あなたの考え方を伝える絶好のチャンスとなる質問です。企業研究、自己
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