アライドアーキテクツの企業研究

今回ご紹介するのは、自社開発のマーケティングプラットフォーム「モニプラ」を使い、自社サイトやFacebookなどのSNSを媒体とした顧客企業へB to Cマーケティング支援で有名なアライドアーキテクツ。

この記事を読んでいる方の中には、アライドアーキテクツへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、アライドアーキテクツの経営理念や同じソーシャルメディアマーケティング業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるソーシャルメディアマーケティング会社の中で、なぜアライドアーキテクツなのか？」という質問への対策を考えましょう。


アライドアーキテクツについて深く知るために、まずはアライドアーキテクツの経営理念を確認しましょう。そこからアライドアーキテクツが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

アライドアーキテクツの企業理念は、以下の通り。
『ソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ』
（アライドアーキテクツ株式会社　理念ページより引用）

ここから分かるポイントは、「挑戦」「主体性」「社会貢献」の3点。
アライドアーキテクツの社員として、同社の理念に共感し、常にチャレンジ精神を持って質の高いビジネスの創造に取り組むこと。自分自身の成長が会社の発展へとつながっていくよう、当事者意識と向上心を持つ。その結果、会社の目標達成へと寄与し、会社の成長が、世界の人々にとって豊かな社会となるよう貢献する。アライドアーキテクツは、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとして、どのような目標をどのようにたてたか
• チームの目標達成のために個人として、どのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上のような体験で得たことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、ソーシャルメディアマーケティング業界におけるアライドアーキテクツと競合会社と比較してみましょう。
アライドアーキテクツの競合といえば、クロスマーケティングが挙げられます。
アライドアーキテクツとクロスマーケティングはどのように違うのでしょうか。

アライドアーキテクツを中心としたアライドアーキテクツグループは、ウエブサービスの運営等を通じて、顧客企業向けにソーシャルメディアとウェブソリューションを組み合せた「ソーシャルメディアマーケティ ング」を提供しています。
同社独自のビジネスモデルは、情報拡散力に強みを持つSNS を媒体として、インターネット広告やリサー チ、CRM（Customer Relationship Management）をワンストップで顧客企業に提供できること。
今後は、他社との提携やサービス拡充によるモニプラの「継続成長」と、ビッグデータ領域参入による「事業進化」、さらにアジアを中心とした「海外展開」という成長戦略を掲げています。

対するクロスマーケティングは、クロスマーケティンググループの中核企業として、マーケティングリサーチ事業を行っています。
顧客の新商品開発やブランド戦略、プロモーション等の課題に対して、特にネットリサーチに特化したマーケティングリサーチ手法による企画・提案から、調査設計・実査・分析・レポーティングに至るまで一貫したサービスを提供。
近年は、アジアにおけるナンバーワンのマーケティングカンパニーをビジョンとして掲げており、上海、インド、シンガポールに拠点を置いて更なる事業展開を図っています。

次にアライドアーキテクツとクロスマーケティングの財務状況を見てみましょう。
平成26年度の売上高は、アライドアーキテクツが連結21億6,368万円であるのに対し、クロスマーケティングは連結81億4,100万円と大きく上回る結果に。
しかしながら、アライドアーキテクツの従業員数は156名、クロスマーケティングが1,041名という事業規模を比較すると、アライドアーキテクツがの検討が伺えます。
一方で営業利益は、アライドアーキテクツが連結2億2,024万円であるのに対し、クロスマーケティングが5億3,600万円となっているものの、同社は前年同期比で26.1％減となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
スマートフォンをはじめとした多機能端末等が日常生活に広く行き渡る中で、インターネットの影響力が強固なものとなり、多種多様なソーシャルメディアが活用されています。
特に、企業のマーケティングや販促活動にソーシャルメディアが利用されるのが一般的となり、重要なマーケティングツールとして位置付けられるようになりました。
今後は、進化を続けるビッグデータを活用したソーシャルメディアの更なる拡充が期待されています。

ここまでアライドアーキテクツについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょ�