チェックしておくべき福利厚生と給与のポイントって?
はじめに
このように言われることは正直に言うと多いでしょう。しかし、働いて行く上で福利厚生の充実度というのは、働きやすさや、あなたの生活を左右します。
「就活で福利厚生や給与の質問はタブー」=福利厚生や給与は重要ではないということではありません。継続して働いて行くことを念頭におき、志望企業の福利厚生と給与について冷静にチェックするようにしましょう。
押さえておくべき大切な福利厚生のポイントは?
・ 退職金の有無
まず挙げられるのは退職金。退職金は、必ずしも全ての企業にある制度ではありません。何年在籍すると得られるのか、どの程度の金額が見込まれるかをおおよそで良いので理解しておくと良いでしょう。
仮に退職金の無い企業であっても、その分給与水準が高いなどの理由があれば、無ければいけないというものではありませんが、トータルで見たときの有無の影響は重要です。
・ 住宅手当や独身寮など住まいに関するサポートの有無
次に挙げられるのは住居系のサポートです。住宅手当や独身寮、社宅などが一切無い企業は珍しくありませんので、しっかりとサポートがある場合には福利厚生が充実している企業の1つと考えられるでしょう。
特に東京やその他の都市圏は、住宅にかかる個人の負担が大きくなりがちです。勤務地や仕事の忙しさなどのバランスを考えて、手当の有無による影響を把握しておくことは重要です。
・ 産休などをはじめとする特別休暇制度
もう1つ挙げておきたいのが、産休、育休等が代表として挙げられる特別休暇制度です。制度自体がない企業ももちろんありますし、あっても活用の前例が無いということも有り得ます。特に女性で、出産後も仕事を続けて行きたいと考えている場合にはこの制度の有無と、活用事例の有無は確認をしておきたいところです。
給与は基本給、初任給、昇給率などの要素を正しく理解しておこう。
・ 基本給の重要性
まず押さえておきたいのは「基本給」です。基本給とは、手当などを差し引いた基本となる賃金のことです。基本給は一般的に年齢、勤続年数、職種などで定められているケースが多いものです。
基本給が重要な理由は、残業代や賞与が基本給に基づいて計算されるためです。基本給の設定は企業によってさまざまで、職務給として手当を大きくし、基本給を意図的に減らしている企業も存在します。就活時は手取りに目が行きがちですが、その内訳をしっかりと理解しておきましょう。
・ 初任給のカラクリに注意!
手取りに目が行きがちという点に関連して、初任給の金額にも注意が必要です。初任給が高い企業は、新卒の学生に選んでもらいやすいようにあえて初任給を高く設定しているケースが多く、その後の昇給がされにくい傾向があります。重要なのは、入社後の昇給率です。メーカーなどは、初任給は低くとも、その後年齢が上がるごとに着実に昇給するというケースが代表例です。
なかには初任給も高く、昇給率も高いという企業もありますが、極わずかです。30〜35歳頃になるとその差は明らかになってきます。生活に関わることなので、冷静に情報を集めて、判断したいところです。
将来のことを考えて、慎重に選ぼう!
いかがでしたか? 質問としてはタブーと考えられがちな福利厚生と給与ですが、実際にはあなたの就職後の仕事、生活に直結する重要な内容です
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