【企業研究】株式会社ファインの会社概要・競合他社・選考情報まとめ

今回ご紹介するのは、家庭用ゲームソフトの企画開発および販売を行うJASDAQ上場企業ユークスの100％出資子会社。スマートフォンやフューチャーフォン向けコンテンツ制作・運用をはじめ、ウェブサイト制作、オンラインゲームの開発用ミドルウエア提供で有名なファイン。

この記事を読んでいる方の中には、ファインへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社ファインの経営理念や同じゲームソフト業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるゲームソフト会社の中で、なぜ株式会社ファインなのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社ファイン について深く知るために、まずは株式会社ファインの経営理念を確認しましょう。そこから株式会社ファインが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社ファイン（関連会社、株式会社ユークス）の企業理念は、以下の通り。
『より高い表現力と新しい発想で、
世界のより多くの人々に
楽しい遊びと大きな夢と深い感動を』
（リクナビ2016学生のための就職情報サイト　株式会社ユークス 新卒採用ページより引用）

ここから分かるポイントは、「創造性」「挑戦」「社会貢献」の3点。
ファインの社員として、ユーザーが満足するゲームづくりに熱意を持って臨むこと。自主的に技術の革新に挑んでいくことで、新たなゲームの創造へとつなげていく。仕事仲間と切磋琢磨し協調することで、会社の目標達成に貢献する。ひいては会社の更なる発展が、世界中の人々の豊かな社会を創り上げることに寄与する。ファインはこのような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとしてどのような目標をどのようにたてたか
• 目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験で得たことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、ゲームソフト業界における株式会社ファインと競合会社と比較してみましょう。
株式会社ファインの競合といえば、ナウプロダクションが挙げられます。
株式会社ファインとナウプロダクションはどのように違うのでしょうか。

プレイステーション4、XboxONE、Wii等、家庭用ゲームソフトの企画開発および販売を手掛けるユークスの関連会社として、スマートフォン向けゲームアプリの開発・販売をはじめ、携帯電話向けのアプリ・サイト制作、WEBコンテンツ制作・運用、ネットワークゲームサーバーやライブラリ開発・販売・運用、ECサイト構築パッケージサービス提供などを行うファイン。誰でも知っている人気ゲームやコンテンツを多数手掛けています。その強さの背景には、プランニング、開発、運用まで、全工程をワンストップで完結するだけでなく、運用・監視まで一貫して行える技術力。競合他社を圧倒する品質を誇っています。

対するナウプロダクションもファイン同様、大阪に本社を構えるゲームソフト会社。家庭用ゲーム機のソフト、オンラインコンテンツ、パチンコ・パチスロ液晶ソフトの開発を行い、企画から制作まで一貫して手掛ける高い技術力が特徴。同社の開発したゲームソフトの多くは国内外大手ゲームメーカへと供給されており、PS3、Xbox360、WiiU、3DS、PSVitaなどに対応可能なマルチプラットフォーム開発を得意としています。また、受託制作以外にも同社のオリジナルブランド作品の企画開発にも注力し、さらなる事業の拡大を図っています。

次にファインとナウプロダクションの財務状況を見てみましょう。
平成26年度発表の売上高は、ファインがグループ連結33億9,995万円であるのに対し、ナウプロダクションは21億5,000万円と下回る結果に。
一方、営業利益については、両社とも情報が不明となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
エンタテイメント業界においては、ミリオンタイトルをはじめとした数々のタイトルがユーザーの支持を受け売上げを伸ばしていると同時に、新型「ニンテンドー3DS LL」「Wii U」が家庭用ゲーム市場全体を引き上げているとのこと。さらに「プレイステーション4」の発売による、更なる市場の活性化が見込まれています。また、ソーシャルゲーム、ダウンロードコンテンツを含むオンラインゲーム市場も堅調に推移しているようです。

ここまで株式会社ファイン についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。