「学生と社会人との違いって何？」という質問への答え方

面接のなかでよくされる質問のなかに「学生と社会人との違いって何だと思いますか？」という質問があります。就活生のみなさんにとって、まだ体験していない社会人との違いを話すためには事前準備が欠かせません。

そこで今回は、この質問の意図、回答に活かしたいキーワード、答え方のポイントについて、ご紹介していきます。 まず、「学生と社会人との違いって何だと思いますか？」という質問の意図についてです。この質問では、社会人として働くイメージを具体的に持てているか、社会人になる心の準備は十分にできているかといった心構えについて確認をしたいケースが多いです。

そのため、自分の考えや思いをしっかり盛り込み、自分の言葉で語ることが非常に重要な質問と言えます。 とはいえ、この質問を受けたときにどんなことを軸に回答をしたらいいのか？疑問に思う方もいるでしょう。そこで、回答の活用したい３つのキーワードをご紹介しておきましょう。

（１）報酬を得る
就職をして、仕事をすると、その対価として報酬を得ることになります。報酬に見合うだけの仕事をできるようになるか？、そのためにどのような姿勢で仕事に取り組むか？といった視点を持ち、自分の考えを整理しておきましょう。

（２）責任
報酬を得ることによる責任はもちろん、仕事をするということはあらゆる責任を伴うようになります。約束を果たすこと、時間を守ること、規定を守ることなど、社内外問わず自律した行動が求められるようになります。

（３）価値を提供する
責任を負って、報酬をもらう仕事をするということは、すなわち相手になんらかの価値を提供することとも言えます。固定給を貰う以上、それ以上の何かをもたらせるように自ら考えて行動して、会社に貢献するという視点が重要です。

この質問に答える際は、紹介したキーワードを活かしつつ、自分だからこそ話せる内容を伝えることが最も重要です。 ・ インターンシップ経験