アマナの企業研究

今回ご紹介するのは、2,500万点におよぶストックコンテンツ販売をはじめ、広告ビジュアル、テレビＣＭ、ウェブ、デジタルカタログ、APPなどの企画から制作のワンストップ提供で有名なアマナ。

この記事を読んでいる方の中には、アマナへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、アマナの経営理念や同じ広告業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある広告会社の中で、なぜアマナなのか？」という質問への対策を考えましょう。


アマナについて深く知るために、まずはアマナの経営理念を確認しましょう。そこからアマナが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

アマナの企業理念は、以下の通り。
『アマナグループの経営理念は、“人が中心”と考え、日々、表現の“こだわり”を切磋琢磨し、そこから生み出された“役に立つ創造力”社会のビジュアル・コミュニケーション活動に貢献します。』
（アマナ　経営理念ページより引用）

ここから分かるポイントは、「柔軟性」「創造的」「社会貢献」の3点。
アマナグループの社員として、世の中の動きに柔軟性を持って対応し、常に成長していくよう主体性を持って努めること。
自身のクリエイティビティによって人々が恩恵を受けることができるという意識のもと、仕事の仲間と共に協調し創造性の高い作品を発信し続ける。
その結果、顧客をはじめとした人々からの信頼を得て会社の発展に貢献する。
さらに会社の成長が豊かな社会の創造に寄与する。
同社は、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとしてどのような目標をどのようにたてたか
• 目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験で得たことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、広告業界におけるアマナと競合会社と比較してみましょう。
アマナの競合といえば、アフロが挙げられます。
アマナとアフロはどのように違うのでしょうか。

アマナグループは、アマナ、子会社24社、関連会社5社で構成されており、主な事業はビジュアル・コミュニケーション。この事業は、広告業界以外の一般企業に対しても行っているもので、静止画、動画、CGなど素材作成や、テレビCM、Webサイト、各種デバイス向けアプリケーションのコンテンツ企画制作などにも携わっています。
さらに、ビジュアル制作、コンテンツ企画制作のプロデュース業務や、これまでに開発・商品化されたビジュアル資産の管理・運用サービスなどのソリューションサービス、ストックフォト販売も行っています。ストックコンテンツは約2,500万点。

対するアフロは、昭和50年にフォトエージェンシーとして創業。パンフレット、会社案内、ポスター雑誌・新聞広告などのデザイン制作に使用する写真や絵画、動画などのビジュアルコンテンツの企画販売をはじめ、新聞、雑誌、テレビなどの報道・出版媒体への利用を目的としたニュース・スポーツ・エンターテイメント写真・動画の配信等を行っています。ストックコンテンツは約2,000万点。
また、ビジュアルコンテンツに関連した業務としてビジュアルコンテンツ権利処理、広告・スポーツ撮影、デザイン制作、デジタル画像処理、写真集企画制作、デジタルコンテンツ管理システムの開発・運営も。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
アマナとアフロの両社は、広告業界の中でもストックフォト事業による独自性を誇っています。そんなストックフォト業界における大手の1つゲッティイメージズジャパンは、同社のストックフォトサイト「iStock」の日本語化を行い、日本のクリエーターが安心して利用できる環境を提供することで、さらなるコンテンツの輸出化を図っています。
同社のディレクターによると、海外からの検索ワードで人気が高いのは「東京タワー」「富士山」「渋谷」などの観光地。さらに「日本人女性」「日本文化」「日本　家族」という検索ワードも多く使われているようです。

ここまでアマナについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考�