就職四季報を企業研究に役立てる方法、知ってる?

はじめに

就職四季報には、他では見つけられないデータが盛りだくさん!
《会社概要》
会社データ(本社、社長、資本金・業績など)、企業理念、今後力を入れる事業
《採用情報》
採用数、エントリー受付開始・終了時期、採用プロセス、試験内容、選考ポイント、ES通過率、応募倍率、男女・文理別採用実績、採用実績校
《給与・休暇・待遇》
平均年収、昇給率、初任給、ボーナス、25・30・35歳賃金、月平均残業時間と支給額、週休、有休消化年平均、夏期休暇、年末年始休暇
《その他 働く環境に関すること》
3年後離職率、3年後新卒定着率、配属勤務地・配属部署、男女別従業員数・平均年齢・平均勤続年数
このように具体的な採用倍率や3年後離職率、有休消化年平均といった情報が得られるのは就職四季報ならでは。企業によっては「NA(no answer)」としている項目もありますが、具体的に答えている企業だからこそ信頼できるというケースもあるので、実際に見比べてみると良いでしょう。
また、就職四季報には「総合版」、「優良・中堅企業版」、「女子版」とバージョンがあり、掲載されている企業が違ったり、女子版であれば女性の働きやすさを示す指標が具体的に示されていたりするので上手く使い分けると良いでしょう。全て購入するのが難しい場合は大学の図書館やキャリアセンターにも必ずあるので活用してみましょう。

今年から新たに追加された「初任給の内訳」は要注目情報!
なぜ初任給の内訳が重要なのか、ご説明しましょう。
(1) 初任給=基本給とは限らない
給与には、必ず内訳が存在します。仮に初任給が20万円だった場合、基本給が20万円というケースもありますが、それ以外の「手当」などが含まれていることも少なくありません。
例えば、「地域手当(特定の地域勤務の場合に支給)」、「固定残業手当」、「職務手当」などがよくある例です。意図的にこうしたものが含まれていることを示唆せずに金額を提示している企業もあるため、実は確認が重要な内容なのです。
(2)基本給の違いは賞与にも影響
また、基本給の違いは賞与にも影響があります。基本的に賞与は基本給×●ヶ月分という計算方法で支給額が決定される場合が殆どです。となると、基本給の違いは年収にも大きな影響があります。
初任給の額面だけに左右されず内訳を理解することで、その企業の実態がわかることも少なくありません。是非このデータを上手く活用すると良いでしょう。

さいごに
いかがでしたか? 四季報を活用する際には、四季報でしか見ることのできないような情報を参考にすると共に、情報の開示率も踏まえてその企業

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内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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