ホーメルフーズジャパンの企業研究
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、ホーメルフーズジャパンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成28年4月18日現在)
商号 | ホーメルフーズジャパン株式会社 |
---|---|
発足 | 1891年(本社) |
代表者 | Jeffrey M. Ettinger(本社) |
従業員数 | 約20,500名(グローバル/平成28年3月現在) |
本社 | 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティー W22階 |
売上高 | 92億6300万USドル(グローバル/2015年通期) |
一人当たり売上高 | 約45万1800USドル(グローバル/2015年通期) |
純利益 | 6億8600万USドル(グローバル/2015年通期) |
初任給 | 不明 |
平均年収 | 不明 |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
ホーメルフーズジャパンについて深く知るために、まずはホーメルフーズジャパンの経営理念を確認しましょう。そこからホーメルフーズジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
ホーメルフーズジャパンの企業理念は、以下の通り。
『Building upon our heritage of innovation and quality, together we will elevate the everyday experience by making Hormel Foods the favorite part of any eating occasion.』
(イノベーションとクオリティという私たちが受け継ぐべきものを築きあげ、共にホーメルフードのあらゆる食品を通じ、さまざまな食に関わる場面において日々の体験を高めていこう。)
(【Our Way】より引用)
ここから分かるポイントは、「伝統を受け継ぎつつも、新しいアイデアを出す大切さ」、「身近な商品を顧客に届け続けるための努力・向上心」 の2点。
1891年に設立されたホーメルフーズはアメリカ・ミネソタ州を本拠に食肉製品ブランドの製造および販売をグローバルに展開する食品業界のなかでも大規模な会社の1つです。本国では過去9年間続けて、フォーブス誌(米国)による「アメリカの大企業ベスト400」に選ばれるなど市場からの信頼も厚く、そのバックボーンを持って日本でも1972年の沖縄への市場展開を皮切りに特徴的な商品を提供しています。
日本市場においては、ホーメルフーズジャパンは国内市場の主要商品であるSPAMを市場に提供するとともに、定番の「スパムむすび」以外のSPAMを使用したレシピを積極的にオンラインで提供するなど顧客への距離感を縮める努力をしています。また、関連会社である沖縄ホーメルではより市場に密着した商品も提供しています。定番の加工肉製品以外にソーキ汁やなかみ汁、てびちやらふてーといった沖縄特有の製品も提供するなど市場に合わせた対応を柔軟に行っています。
以上のことから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 任された仕事に対して、自分のアイデアを付け加え成果を出した経験
- 相手に何かの魅力を伝え、行動を起こさせた経験
- 相手の求めていることを探り、カタチにした経験
次に、食品業界におけるホーメルフードジャパンと競合会社と比較してみましょう。
ホーメルフードジャパンの競合といえば、日本ハムが挙げられます 。
今回は、ホーメルフードジャパンと日本ハムを比較してみましょう。
最大の違いは国内市場で競合する商品数と規模です。ホーメルフードジャパンの場合、主に流通しているのはSPAMのみのため、日本国内で食肉加工品全般を手掛け、かつ日本市場1位の日本ハムとは大きく立場が異なります。
ホーメルフードジャパンの立場から考えると、より一般的な加工肉であるハムやベーコンといったものが並ぶなかでいかにSPAMを選ぶ理由を作り出せるかという手法が重要です。実際に若者から年配者など世代別にセグメントし、それぞれのニーズに特化した“ニッチ”な製品づくりという点にホーメルフードジャパンは着目しており、そうした考えを引き続き具現化できるかどうかに注目をする必要があるでしょう。
一方グローバル市場で見れば、ホーメルと日本ハムはより近い立場でライバルと言えます。
日本ハムも世界17カ国、90カ所に拠点を持つグローバル企業。ホーメルも海外拠点においてはハム、ベーコン等全般的な加工肉や関連商品を取り扱っているのでより競合しやすい状況です。
この2社を比較する際には、日本国内のみならず、グローバル戦略にも目を向けることで違った今後の展望が見えるので、必ずチェックしてみましょう。
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また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本国内の食肉加工品市場は2014年から15年にかけて食肉相場高となった結果、過去最高益を更新するメーカーが相次ぎました。一方で商品自体の価格上昇に対して今後購買意欲の低下なども懸念されており、一概に喜ばしい状況とは言えないのが実態です。
その他常に、エサとなる穀物の価格変化や米国・豪州での干ばつで輸入量が減少することや、家畜の疫病といったリスクがあるため、市場の変化は絶えず確認が必要です。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでホーメルフーズジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきまし
・ホーメルフーズ | spam-jp.com,https://www.spam-jp.com/hormel,2016年4月18日DL.
・Company Profile,http://www.hormelfoods.com/About/MissionValues/Company-Profile.aspx,2016年4月18日DL.
・Revenue, EPS, & Dividend - Hormel Foods Corporation (HRL) - NASDAQ.com,http://www.nasdaq.com/symbol/hrl/revenue-eps ,2016年4月18日DL.
・Hormel Foods Annual Income Statement 2015, 2014,http://amigobulls.com/stocks/HRL/income-statement/annual,2016年4月18日DL.
・Our Way,http://www.hormelfoods.com/About/MissionValues/Our-Way.aspx,2016年4月18日DL.
・商品紹介 – 沖縄ホーメル,http://okinawahormel.co.jp/products/,2016年4月18日DL.
・日本ハム | グローバル展開, http://www.nipponham.co.jp/group/global/,2016年4月18日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
・Company Profile,http://www.hormelfoods.com/About/MissionValues/Company-Profile.aspx,2016年4月18日DL.
・Revenue, EPS, & Dividend - Hormel Foods Corporation (HRL) - NASDAQ.com,http://www.nasdaq.com/symbol/hrl/revenue-eps ,2016年4月18日DL.
・Hormel Foods Annual Income Statement 2015, 2014,http://amigobulls.com/stocks/HRL/income-statement/annual,2016年4月18日DL.
・Our Way,http://www.hormelfoods.com/About/MissionValues/Our-Way.aspx,2016年4月18日DL.
・商品紹介 – 沖縄ホーメル,http://okinawahormel.co.jp/products/,2016年4月18日DL.
・日本ハム | グローバル展開, http://www.nipponham.co.jp/group/global/,2016年4月18日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
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