ラルフローレンの企業研究
RALPH LAUREN JAPAN

はじめに
この記事を読んでいる方の中には、ラルフローレンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

会社概要(平成28年5月7日現在)
商号 | ラルフローレン株式会社 (RALPH LAUREN JAPAN) |
---|---|
発足 | 2009年4月 |
代表者 | 代表取締役社長 アレッサンドロ・ラニョーロ |
従業員数 | 1,800名 |
本社 | 東京都千代田区永田町2-10-1 |
売上高 | 76億2,000万USドル (2015年3月期・グローバル) |
一人当たり売上高 | 不明 |
営業利益 | 10億3,500万USドル(2015年3月期・グローバル) |
初任給 | 不明 |
平均年収 | 不明 |

「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
ラルフローレンについて深く知るために、まずはラルフローレンの経営理念を確認しましょう。そこからラルフローレンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
ラルフローレンでは明確な企業理念を対外的には謳っていないものの、ラルフローレンの商品には一つひとつに込められたストーリーやその背景にある歴史、これまでの積み重ねによって受け継がれるスタイルなど、ラルフローレンならではの「ブランドフィロソフィー」を軸に、最高のサービス精神とホスピタリティを持った「アンバサダー」としてお客様と関わっていくことを求めています。
ここから分かるポイントは、ラルフローレンに対する思いや考え方を働く上で重視する という点。
1967年にアメリカでネクタイのデザインメーカー「ポロ」としてスタートしたラルフローレンは、現在ではメンズ・ウィメンズ・チルドレン、カジュアルからハイエンド、スポーツまで幅広い商品ラインナップを持ち、ファッション界でアメリカンスタイルを再定義した大きな存在。ファッショ界をリードする存在として、トレンドを追いかけるのではなく、流行の半歩先を進むライフスタイルを提案することを非常に重視しているのです。
そのため、ブランドの持つ思いや考え方を伝えて行く存在として、従業員の思いや考え方も非常に大切にしており、入社後の研修においてもその内容を徹底して学びます。
そのような強い思いの下、チームの一員として働くことも同時に重要視されるので、そのなかで自分がどのように取り組み、工夫をするべきかといった自発的な行動も同時に求められるでしょう。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 自分の大切にしている思い・考えから行動をおこした経験とその成果
- チームの一員として何かに取り組み、成果を出した経験
- 「誰かに自分たちの大切にしていることや思いを伝える際に必要なことは何か。」ということに対しての自分のアイデアや意見
次に、アパレル業界におけるラルフローレンと競合会社と比較してみましょう。
ラルフローレンの競合といえば、バーバリー・ジャパンが挙げられます 。
今回は、ラルフローレンとバーバリー・ジャパンを比較してみましょう。
この2社で特に比較すべきなのは日本国内市場での顧客層拡大に関連する動きの違いです。 今回競合として挙げられるバーバリー・ジャパンは2015年春夏シーズンを最後に、日本で長らくライセンス契約をしていた三陽商会との契約を終了し、直営路線に切り替えたことは記憶に新しいでしょう。その後直営店拡大に力を入れると同時に、百貨店の特選ブティックフロアや路面店への出店を急速に進めています。
会社の過渡期にあたり、国内市場での戦略は高級価格帯へシフト。バーバリーは日本国内ではライセンス契約によって生産されていた製品ラインナップが、本社のあるイギリスのみならず諸外国の価格よりも大幅に安かったという問題もあり、ブランドの方向性としてズレが出ていたのです。
現在日本国内ではロンドン本社直営の表参道店や大阪・心斎橋のフラッグシップ店の新設をはじめ、これまでのブランドイメージの一新を図ろうと急速な動きを見せている途中です。
一方現在のラルフローレンは、元々日本でラルフローレンブランドを展開する4社が統合され、米国ラルフローレン社100%出資で2009年4月に設立されました。現在は直営店フラッグストアの表参道店をはじめ、ファクトリーストア16店舗を展開。
さらに、全国の主要百貨店を中心に約130拠点、約400ショップを展開するなど統合後も成長を続けています。近年の注目は新レーベルの「LAUREN RALPH LAUREN」日本上陸です。価格を抑えたこの新レーベルは西部池袋店を皮切りに展開をスタートし、客層拡大を狙う施策として重要な役割を果たそうとしています。
両者ともに本国の本社が主導して事業展開ができるよう会社の形態が近年変化したことは共通するものの、市場での戦略は大きく異なります。ターゲットをハイエンド中心で考えるか、ローエンド製品を拡充して顧客層を広げるかというこの2社の違いは、現在のファッション業界の共通とも言える事業戦略選択の違いのため、しっかりと動向を掴んでおきたいところです。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
リーマンショック直後は一度市場規模が大きくしぼみましたが、2011年以降顧客の購買意欲が回復を見せたことに加え、ここのところ訪日観光客の増加も相まって日本国内の売上は堅調に伸びています。また、より幅広い顧客層にアプローチ出来るようカジュアルラインを拡充することも1つのトレンドとなりつつあり、この点はラルフローレンにも共通していますが、バーバリーのように高級価格帯に絞るケースも少なくありません。
一方で2014年現在の高級ファッションブランドの平均日本市場の売上比率は8%程度。多くのブランドが欧米中心のマーケット展開をしているのが普通なので、日本国内以外の状況にも注目が必要と言えます。

「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでラルフローレンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。

・ラルフローレン株式会社 (RALPH LAUREN JAPAN)の会社情報,http://fashioncity.jp/maker/ralphlaurenjapan/,2016年5月7日DL.
・セールスアソシエイト ★関東・関西・札幌にて新店舗オープン予定!(760388)|ラルフローレン株式会社の転職・求人情報|エン転職,https://employment.en-japan.com/desc_760388/?aroute=6,2016年5月7日DL.
・ラルフローレン【RL】:業績(通期)/株価 - Yahoo!ファイナンス,http://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/RL,2016年5月7日DL.
・アパレル企業特集 :RALPH LAUREN(ラルフローレン株式会社)|クリーデンス - ファッション・アパレル業界の転職支援・求人サイト,https://www.crede.co.jp/contents/company/069_ralphlauren.html,2016年5月7日DL.
・バーバリーと三陽商会のライセンス契約が終了した理由とは - ログミー,http://logmi.jp/83540,2016年5月7日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
・セールスアソシエイト ★関東・関西・札幌にて新店舗オープン予定!(760388)|ラルフローレン株式会社の転職・求人情報|エン転職,https://employment.en-japan.com/desc_760388/?aroute=6,2016年5月7日DL.
・ラルフローレン【RL】:業績(通期)/株価 - Yahoo!ファイナンス,http://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/RL,2016年5月7日DL.
・アパレル企業特集 :RALPH LAUREN(ラルフローレン株式会社)|クリーデンス - ファッション・アパレル業界の転職支援・求人サイト,https://www.crede.co.jp/contents/company/069_ralphlauren.html,2016年5月7日DL.
・バーバリーと三陽商会のライセンス契約が終了した理由とは - ログミー,http://logmi.jp/83540,2016年5月7日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2025 en-japan inc. All Rights Reserved.