ドイツ銀行グループの企業研究
Deutsche Bank Group,Japan
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、ドイツ銀行グループへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成28年5月13日現在)
商号 | ドイツ銀行グループ (Deutsche Bank Group,Japan) |
---|---|
発足 | 2005年7月21日(ドイツ証券) |
代表者 | 桑原 良(ドイツ証券) |
従業員数 | 541名(ドイツ証券/平成27年12月31日現在) |
本社 | 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー |
売上高 | 非公開 |
一人当たり売上高 | 不明 |
営業利益 | 不明 |
初任給 | 不明 |
平均年収 | 約1,000万円(20代平均年収) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
ドイツ銀行グループについて深く知るために、まずはドイツ銀行グループの経営理念を確認しましょう。そこからドイツ銀行グループが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
ドイツ銀行グループの企業理念は、以下の通り。
『ドイツ銀行グループは、グローバル市場で主導的な地位を占める金融機関として、お客さま、株主、従業員、そしてビジネスを展開するすべての地域において持続的な価値を提供します。』
(ドイツ銀行グループ「Passion to Perform/使命」より引用)
ここから分かるポイントは、「情熱」「精確さ」「価値」 の3点。
ドイツ銀行グループが目指すのは、幅広い活動を通じ責務を果たすことで、世界をリードする顧客重視のグローバル・ユニバーサルバンクとなること。情熱と精確さをもってこれに取組むことで、枠組みにとらわれない発想力を支える自信を得、多様な価値の創造を可能にします。 求める人材像は、グローバルな見識、優れたコミュニケーション能力、ビジネスセンスを兼ね備えた人とされています。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。
- 過去に最も努力し達成したこと、そこから得たもの
- 困難や失敗の経験、それを乗り越え達成したこと、その克服方法
- チームで行った取組み、その中での自分の役割、リーダーの経験
- 自分の将来像、目標に向けて継続して努力していること
次に、金融業界におけるドイツ銀行グループと競合会社と比較してみましょう。
ドイツ銀行グループの競合といえば、UBS証券が挙げられます 。
ドイツ銀行グループとUBS証券はどのように違うのでしょうか。
1870年創業のドイツ銀行グループは、世界70カ国以上、2,814拠点で展開する欧州拠点の総合金融機関。「世界をリードする顧客重視のグローバル・ユニバーサルバンク」を目指し、顧客のニーズを的確にとらえた「提案型ビジネス」を展開しています。
グループの強みは強力な財務基盤と高い信用力。日本で展開するドイツ証券、ドイツ銀行東京支社、ドイチェ・アセット・マネジメント、ドイチェ信託の4法人では、グループ基盤と専門能力の高さを強みとしています。
これら4法人の事業内容は、中核のドイツ証券が株式・債権のセールス・トレーディングや資金調達、事業法人・機関投資家等向けの証券ビジネス等。ドイツ銀行東京支社は、銀行業務全般に加え不動産ファイナンスや社債・証券管理サービスを提供し、ドイチェ・アセット・マネジメントは主に個人投資家を対象に資産運用ビジネスを展開しています。さらにドイチェ信託は信託業務に加え資本市場における社債発行や証券化のアレンジに伴うサービスを提供し、これら業務以外にもボランティアやNPO支援にも積極的。グループとして非常に幅広い金融サービスを扱い、「情熱と精確さ」を持ってやり遂げる精神で世界をリードし続けています。
対して1998年設立のUBS証券は、UBSアセット・マネジメント、UBS銀行東京支店と共にUBSグループを形成する金融機関。
1960年代半ばに前身企業が日本に拠点を設けて以来、日本3法人の中核企業として証券・投資銀行業務にて業界トップレベルのポジションを維持しています。主な事業内容は投資銀行業務であり、株式や債券、独自の金融商品の開発等。顧客の資産運用から利益を得る証券会社とは異なり、企業自らが投資・運用を行うことで利益を得る投資銀行として経営しています。
強みは、ヨーロッパ最大級の金融グループであるスイスの本店が持つ強固な財務基盤とグローバルな経営資源。主要事業のいずれも世界有数の地位を占めるUBSは世界34カ国余で展開し、約15,000人のプロフェッショナルを擁しています。このような莫大な資産運用を手掛けるUBSの中核となるのはプライベートバンク。子会社であるUBS証券にもウェルス・マネジメント部門が設けられており、個人顧客層の厚さが特徴的です。
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また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25~26年の金融業界売上高は49兆4,890億円、経常利益は9兆6,925億円です(対象企業198社合計)。過去の推移は平成17年から19年まで増加傾向にあり、平成19年から21年に減少に転じます。その後平成21年から25年にかけ再び増加に転じています。
近年、業界で堅調な推移を見せるのが銀行、証券、損保各業界。平成25年、銀行はメガバンクを中心に堅調に推移し、証券はリーマンショック前の水準ほどまでに回復。損保も自動車販売の好調に伴い回復しています。
また近年、個人投資家が増加する傾向にある業界では、各金融サービスの多種多様化が加速している状況です。加えて営業時間延長やインターネット手続きのほか様々なサービスを充実させることで、サービス業としての取り組みも活発化。今後の課題は他業界と同様グローバル化や少子高齢化などであり、金融商品もより複雑化することが予想されています。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでドイツ銀行グループについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう
・Deutsche Bank Group-グループ概要,https://japan.db.com/jp/content/company.html,2016年5月13日DL.
・Deutsche Bank Group-会社概要,https://japan.db.com/jp/content/Japan_company_profile.html,2016年5月13日DL.
・ドイツ銀行グループ|新卒採用・会社概要|マイナビ2017,https://job.mynavi.jp/17/pc/search/corp72636/outline.html,2016年5月14日DL.
・Deutsche Bank Group-新卒採用,https://japan.db.com/jp/content/careers_apply.html ,2016年5月14日DL.
・Deutsche Bank Group-部門紹介,https://japan.db.com/jp/content/careers_our_divisions.html,2016年5月14日DL.
・グループ概要|UBS日本,https://www.ubs.com/jp/ja/about/group.html,2016年5月14日DL.
・日本における展開|UBS日本,https://www.ubs.com/jp/ja/about/japan.html,2016年5月15日DL.
・金融業界の現状、動向、ランキングなど‐業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-kinyu.html,2016年5月15日DL.
・Deutsche Bank Group-会社概要,https://japan.db.com/jp/content/Japan_company_profile.html,2016年5月13日DL.
・ドイツ銀行グループ|新卒採用・会社概要|マイナビ2017,https://job.mynavi.jp/17/pc/search/corp72636/outline.html,2016年5月14日DL.
・Deutsche Bank Group-新卒採用,https://japan.db.com/jp/content/careers_apply.html ,2016年5月14日DL.
・Deutsche Bank Group-部門紹介,https://japan.db.com/jp/content/careers_our_divisions.html,2016年5月14日DL.
・グループ概要|UBS日本,https://www.ubs.com/jp/ja/about/group.html,2016年5月14日DL.
・日本における展開|UBS日本,https://www.ubs.com/jp/ja/about/japan.html,2016年5月15日DL.
・金融業界の現状、動向、ランキングなど‐業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-kinyu.html,2016年5月15日DL.
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