ホットリンクの企業研究
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2016年05月17日更新
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ホットリンクの企業研究

Hotto Link Inc.

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はじめに

今回ご紹介するのは、ビッグデータ分析で有名なホットリンク。

この記事を読んでいる方の中には、ホットリンクへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

会社概要(平成28年5月15日現在)

商号株式会社ホットリンク
(Hotto Link Inc.)
発足 2000年6月26日
代表者代表取締役社長 内山幸樹
従業員数67人(連結・平成28年5月 現在)
本社東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
売上高24億3,900万円(平成27年12月期)
一人当たり売上高約3,640万円(平成27年12月期)
営業利益1億2,600万円(平成27年12月期)
初任給不明
平均年収不明

「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!

ここでは、ホットリンクの経営理念や同じビッグデータ業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるビッグデータ会社の中で、なぜホットリンクなのか?」という質問への対策を考えましょう。


ホットリンクについて深く知るために、まずはホットリンクの経営理念を確認しましょう。そこからホットリンクが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ホットリンクの企業理念は、以下の通り。
『知識循環型社会のインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現に貢献する』
(CEOメッセージ | 株式会社ホットリンクより引用)


ここから分かるポイントは、ホットリンクが大切にする「人の介在価値」 という点です。
現代社会の新しいインフラとなっているビッグデータ。ホットリンクでは、世の中に価値ある情報を提供するための効率的な「情報選別」の仕組みと、「人」から生み出された知識を効率的に伝搬させる「情報伝播」の仕組みは、コンピュータの情報処理能力のみでは実現ができないという点に着目し、「人の介在価値」を重視してこのビッグデータ運用を行うことを念頭において理念を唱えています。

実際に働く社員の声では「自ら仕事や環境を創り上げて行くことができる」という点に多く触れられており、これまでの事業発展においても「人の介在価値」を多いに発揮し、成長してきたこと、そしてこれからもそうした姿勢が求められることがうかがえます。

ホットリンクがそうした「人の介在価値」に着目する背景にもう少し触れておきましょう。はやくからこのビッグデータ領域に特化した事業展開をみせたことにより、国内ではトップクラスの実績を持ち2012年には東証マザーズへ上場。ビッグデータ市場の拡大やIoT市場拡大の中でさらなるプレゼンスを示せるようにすることや、今後のグローバル展開に注力したいと考えており、現在が「第二創業期」にあります。
今後さらなる発展を目指す同社で自らが仕事に関わることによってどのように役立って行きたいのか?具体的なアピールが必要です。

以上のことから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。
  • 自らがアイデアを出し、カタチにした経験とその成果
  • 問題点を発見・分析し、解決に導いた経験とその成果
  • 自らの意志で何かに取り組み、やり遂げた経験
  • これからホットリンクで働く上で役立つ自らの強みや特徴とその理由

次に、ビッグデータ業界におけるホットリンクと競合会社と比較してみましょう。
ホットリンクの競合といえば、シナジーマーケティングが挙げられます 。
今回は、ホットリンクとシナジーマーケティングを比較してみましょう。

この2社の最大の違いは「厳密な事業領域・主力サービスの違い」にあります。一般的に大量のデータを分析し企業経営に有効活用するのが「ビッグデータ」なのに対し、ビッグデータ活用を下支えする存在としてネット経由で必要なサーバーやソフトを利用出来るサービスを「クラウドコンピューティング」と区分します。ホットリンクの事業領域は主に「ビッグデータ」なのに対し、シナジーマーケティングの事業領域は実は「クラウドコンピューティング」なのです。

加えてそれぞれの主力事業について、もう少し詳しく見て行きましょう。

まずホットリンクの主要事業はSNSやネット掲示板などをソースとしたクチコミのデータ分析サービス「クチコミ係長」です。主要SNSはもちろんのこと、国内最大の掲示板「2ちゃんねる」のデータは独占提供、アメーバブログやはてなダイアリーなどの主要ブログサービスなどを情報源に市場分析を支援します。もう1つの主要事業はクチコミのビッグデータを元にしたリスクマネジメントツール「e-mining」。1日におよそ13,000,000ものWEBページを巡回し、企業の事業に影響がある情報を抽出することが可能です。楽天カード、パルコ、ヤマハ発動機などの大企業をはじめ、約1,000社が利用しています。

一方のシナジーマーケティングではCRM(Customer Relationship Management)が事業の中心。顧客管理のためのクラウドサービス「Synergy!」や、メールを使用したB to Bマーケティングツール「Synergy!LEAD」などサービスはあくまでクラウドコンピューティングの領域です。

もちろんこの2社が無関係というわけではなくビッグデータとクラウドコンピューティングは密接な関係。ビッグデータの分析そのものがクラウドサービス化しているケースもあるため「どのようにデータを活用してサービスを創るのか」という観点で各社の事業に注目する必要があります。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。

ビッグデータの国内市場規模は2018年には1,000億円に上ると言われており、黎明期であるここ数年からまだまだ成長し続ける見通しです。注目すべきは、やはりビッグデータの活用方法。既に販促、商品開発、防犯、防災、医療など幅広い活用方法が見られていますが、これから発展著しIoTの領域をはじめ、具体的に求められるアプリケーションに対して、どのような分野のビッグデータ解析の需要が高まりそうかを理解することで業界内での優位性も明らかになります。

「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!

ここまでホットリンクについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。

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・会社概要 | 株式会社ホットリンク, https://www.hottolink.co.jp/company/about,2016年5月15日 DL.
・(株)ホットリンク【3680】:連結決算推移 - Yahoo!ファイナンス, http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/3680 ,2016年5月15日 DL.
・CEOメッセージ | 株式会社ホットリンク, https://www.hottolink.co.jp/company/ceomessage ,2016年5月15日DL.
・存在意義 | 株式会社ホットリンク, https://www.hottolink.co.jp/company/mission ,2016年5月15日 DL.
・採用情報 | 株式会社ホットリンク,https://www.hottolink.co.jp/company/recruit,2016年5月15日 DL.
・社員インタビュー | 株式会社ホットリンク,https://www.hottolink.co.jp/company/recruit/interview,2016年5月15日 DL.
・事例・レポート | 株式会社ホットリンク,https://www.hottolink.co.jp/customer,2016年5月15日 DL.
・導入実績No1リスクモニタリングサービス「e-mining」 | 株式会社ホットリンク,https://www.hottolink.co.jp/service/emining,2016年5月15日 DL.
・CRMとは|顧客管理システム|Customer Relationship Management - 意味/定義 : IT用語辞典,http://e-words.jp/w/CRM.html,2016年5月15日 DL.
・Synergy! - CRM・顧客管理システム |シナジーマーケティング株式会社,https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/,2016年5月15日 DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
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