Cyber Zの企業研究

今回ご紹介するのは、スマホ向け広告運用や効果分析で有名なCyber Z。

この記事を読んでいる方の中には、Cyber Zへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、Cyber Zの経営理念や同じIT業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるIT会社の中で、なぜCyber Zなのか？」という質問への対策を考えましょう。


Cyber Zについて深く知るために、まずはCyber Zの経営理念を確認しましょう。そこからCyber Zが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

Cyber Zの企業理念は、以下の通り。
『スマホ市場に変革を起こし続け、世界経済を元気にする』
（代表挨拶 | CyberZ｜スマートフォン広告マーケティング事業 より引用）

ここから分かるポイントは、「主たる事業領域」と「これからの発展の方向性」 の2点。
まずは、1つめの「主たる事業領域」から詳細に触れましょう。同社はサイバーエージェントの100％出資子会社で、国内におけるスマートフォン広告のマーケティング事業が軸となっています。スマートフォン広告ソリューションツール「F.O.X」を活用したアドテクノロジー事業やスマートフォン広告代理事業を展開し、直近3年はスマホNo.1広告代理店としての実績を誇ります。

もう１点は「これからの発展の方向性」。企業理念にも述べられているよう「世界経済を元気にする」というのは重要なキーワードです。現に同社はグローバル事業としてサンフランシスコ、台湾、韓国に支社を構え、 国内外における企業の海外プロモーションを支援している実績があります。

また、これまでの実績を活かしてB to Bビジネスをより発展させていくだけでなく、2016年からゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」やe-SpotrsなどのB to C領域の新規事業にも力を入れて行く方針。変化の速い市場の中で生き残って行くために必要な事業展開を常に目指しています。

以上のことから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 問題点を発見・分析して何かを解決した経験とその成果
• 自らアイデアを出し、形にした経験
• 日常的に新しい情報を得るためにどのような取り組みが必要か、あなたの実体験や考え方

次に、アドテクノロジー業界におけるCyber Zと競合会社と比較してみましょう。
Cyber Zの競合といえば、Fringe81が挙げられます 。
今回は、Cyber ZとFringe81を比較してみましょう。

2社は共に日本のアドテク業界の中では一目置かれる存在ですが、大きな違いは「得意分野」の違いにあります。

まず、Cyber Zの強みはスマートフォン広告に特化した広告配信、運用、効果分析が可能なソリューションツールを提供しているという点です。国内アプリマーケットにおける導入シェア率50%にものぼり、AppStoreやGooglePlayでは4,000を超えるアプリにおいて同社の「F.O.X」が導入されているそうです。
「Facebook Marketing Partners」や、Twitter社公式プログラム「マーケティングプラットフォームパートナー」に認定されたほか、iAdやGoogle、LINEなど国内外における主要メディアとの連携数は世界最大級で、特化型ならではの強みを発揮しています。

一方のFringe81は主に広告の効果分析領域では、ディスプレイ広告分野において実績があります。Googleディスプレイネットワーク、Yahoo! ディスプレイアドネットワーク、Facebook広告などを活用したディスプレイ広告に強みがあり、数多くの100％自社開発のソフトウェアでクライアントをサポートしています。
また、RSS広告分野では日本唯一の事業会社とも言われており、日本初のRSSフィード広告配信サービス「Trend Match」提供している点も1つの強みです。「広告代理店や広告主企業にコンサルティングができるノウハウ」+「自社開発ツール」の両面から支援ができるのが総合的な強みと言えます。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
まず、広義でアドテクノロジー業界を含むインターネット広告業界の動向を把握しておきましょう。過去10年市場規模は上昇し続け、2014年にはついにその規模が1兆円を突破しました。近年の成長を特に支えているのはCyber Zが得意とするスマホ広告です。

インターネット広告業界の成長に伴い、アドテクノロジー業界は従来の表示場所が事前に決まっている「枠売り」型の広告から「運用型広告」にシフト。検索内容や閲覧履歴などのデータから適切な広告が表示されるように需要が変化しました。今後も、より分析・予測精度を上げて消費者に最も関連性のある広告配信が可能になるよう各社サービスのしのぎを削るものと見られています。

また、広告配信の精度を高めるとともに動画広告の増加がここ1〜2年急成長のキーワード。動画広告の普及に合わせて、各社サービス・システムの適応や機能向上が求められています。

ここまでCyber Zについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考フ�