メディックスの企業研究

今回ご紹介するのは、顧客第一主義のインターネット広告会社として有名なメディックス。

この記事を読んでいる方の中には、メディックスへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、メディックスの経営理念や同じインターネット広告業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるインターネット広告会社の中で、なぜメディックスなのか？」という質問への対策を考えましょう。


メディックスについて深く知るために、まずはメディックスの経営理念を確認しましょう。そこからメディックスが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

メディックスの企業理念は、以下の通り。
『自由と責任、そして信頼。』
（採用メッセージ | MEDIX RECRUITINGSITE 2017 より引用）

ここから分かるポイントは、「会社が大切にする考え方」、「求められる働く姿勢」の2点。
1984年に広告制作プロダクションとして創業したメディックスは、現在ではインターネット広告の代理店業務や企画・制作、Webアクセス解析のコンサルティング、ECサイト運営に関するコンサルティング、Webサイトの構築などフィールドを時代に合わせて変化させながらも長らく顧客から信頼されてきた企業です。

広告を展開するフィールドが変化するのと同時に、世の中のスピード感も高まっていることによって「コツコツと成熟度に磨きをかけていく日本の良きDNAを失ってはいないか？」という疑問を投げかる同社の代表 水野氏は、新しい手法を追い求めるだけではなく、お客様本来の魅力にもじっくりと磨きをかける大切さを訴えています。そのために同社では顧客理解を徹底して行い、顧客と二人三脚で歩んで行こうという姿勢が非常に強いのです。

こうした背景から、理念を実現するために働く上で求められるは「顧客理解のための真摯な姿勢」、「顧客の声に耳を傾けて自らの意見やアイデアを発信する力」、「最後までやり抜く粘り強さ」などと言えるでしょう。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 問題点を発見し、具体的な解決方法を実行した経験
• 困難なことに挑戦し、最後までやり遂げた経験
• 自ら新しいアイデアを出し、カタチにした経験

次に、インターネット広告業界におけるメディックスと競合会社と比較してみましょう。
インターネット広告業界といえばオプトが挙げられます。今回はオプトと比較してみましょう。

この2社の違いは「規模の違いによる事業上の強み」と「得意とする分野」です。
今回競合として挙げているオプトはインターネット広告専業の代理店として業界トップクラスの業績を誇り、電通からの出資も得ている企業です。総合的にネット広告に関わる事業を手掛ける大手だからこその強みはお客様の利益最大化を目的に、「e-マーケティング」と称した広告代理サービス、データベースサービス、ソリューションサービスの3つを一貫してサポートできる体制です。
また、大手ゆえにさまざまなクライアントを持つ同社ですが不動産や金融分野に特に強みがあり、他の大手企業との差別化にもなっています。

一方のメディックスは規模ではオプトには及ばないものの、広告だけでなくアクセス解析サービスなどを活用したマーケティング支援を強みとしています。手掛ける事業内容はオプトとも非常に似ていますが、顧客第一主義を貫く同社では、自社の売り上げや利益よりも顧客が本当に求めていることを優先する姿勢があり、業績評価も数字だけでなく提案の中身を尊重するほど。どのように顧客から信頼を得て、長いお付き合いを実現して行くかに重きをおいている点は同社の規模や考え方ならではでしょう。

また、同社では前述の通りECサイト運営に関するコンサルティングも手掛け、近年特に需要の高い分野へ対応できるサービスも構築しているという点でまた違った強みを発揮しているという点も特徴として挙げられます。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
インターネット広告はこの10年で2.７倍の成長率を見せ、市場規模も1兆円超え。総広告費の17％を超えるようになりました。
インターネット広告業界の成長の裏では、従来の表示場所が事前に決まっている「枠売り」型の広告から「運用型広告」にシフトが起き、検索内容や閲覧履歴などのデータから適切な広告が表示されるように需要が変化しました。今後も、より分析・予測精度を上げて消費者に最も関連性のある広告配信が可能になるよう各社アドテクノロジーの技術向上や有効な活用方法に関して、しのぎを削るものと見られています。
また、近年は特にスマホ向けの広告需要が急速に高まると共に、動画広告の増加が急成長のキーワードとなっており、新しいトレンドに合わせた広告運用が求められています。

ここまでメディックスについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。