Twitter Japan の企業研究

今回ご紹介するのは、Twitterで有名なTwitter Japan 株式会社。

この記事を読んでいる方の中には、Twitter Japan 株式会社への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の2つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、Twitter Japan 株式会社の経営理念や同じSNS業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるSNS運営会社の中で、なぜTwitter Japan 株式会社なのか？」という質問への対策を考えましょう。


Twitter Japan 株式会社について深く知るために、まずはTwitter Japan 株式会社の経営理念を確認しましょう。そこからTwitter Japan 株式会社が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

Twitter Japan 株式会社の企業理念は、以下の通り。
『言語や文化などの障壁をなくして、思いついたアイデアや見つけた情報を一瞬にして共有する力をすべての人に提供することです。』
（ホームページより引用）

ここから分かるポイントは、言葉や文化などの障壁をなくす・情報を一瞬にして共有するの2点。
twitterの現在の月間アクティブユーザーは3億2000万人、モバイル利用のtwitterアクティブユーザーは80％に上っています。また日本のモバイル利用は世界でもトップクラスであり、東日本大震災の際や電車の遅延など様々な生活場面や緊急事態において瞬時に情報の共有が行われています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 言葉や文化の壁を超えてコミュニケーションをとりたいという国際性
• 変化を恐れず新しいビジネスモデルを提案出来る発想力
• チーム単位で一つの事業に取り組むチームワーク力

次に、SNS業界におけるTwitter Japan 株式会社と競合会社と比較してみましょう。
Twitter Japan 株式会社の競合といえば、Facebook Japan株式会社、リンクトインジャパン株式会社が挙げられます。
今回は、Twitter Japan 株式会社とFacebook Japan株式会社を比較してみましょう。

会社の売上高に注目してみるとFacebook Japan株式会社の売上高は51.41億ドル（2015年Q4決算・売上合計）であり、Twitter Japan株式会社は22.18億ドル（2015年・全社合計）となっており、同じように世界的に有名なSNSでも圧倒的な差があることが分かります。 しかしここ日本に関してはTwitterの勢力は強いと言えます。そもそも海外では日本ほどTwitterは使われていないという事実があり日本ではFacebookよりもアクティブ率が高く、10代の若者に多く使われているのも特徴の一つです。Twitterの半匿名性や気軽さが、日本人にマッチしているということなのでしょうか。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本のSNS利用者は2015年末に6,451万人、2017年末には6,912万人へ拡大すると予想されています。またネットユーザーに占めるLINE利用率は58％、ツイッター 37％、フェイスブック 35％となっており、利用者満足度ランキングでは1位のインスタグラム2位のＬＩＮＥに次ぎ、第3位に位置しています。これからも伸びていくＳＮＳ市場においてtwitterが日本の市場に期待することは大きいと言われています。 近年では今までの機能をさらに進化させた新機能でも話題を呼びました。重要そうなツイートを新着ツイートとして一番上に表示する機能やGIF画像を検索して添付出来る機能などが追加されています。現状には満足せず、常にユーザーの満足度を上げるため努力を惜しまない姿勢が見られます。今後も注目される日本でのtwitter市場に更なるインパクトを与えたい人材にはピッタリでしょう。