デコムの企業研究
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、デコムへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成28年7月5日現在)
商号 | 株式会社デコム |
---|---|
発足 | 平成11年8月 |
代表者 | 代表取締役 大松孝弘 |
従業員数 | 11名 |
本社 | 東京都渋谷区東2-16-4 プルミエビル6F |
売上高 | 不明 |
一人当たり売上高 | 不明 |
営業利益 | 不明 |
初任給 | 大卒250,000円以上、大学院卒265,000円以上 |
平均年収 | 不明 |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
デコムについて深く知るために、まずはデコムの経営理念を確認しましょう。そこからデコムが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
デコムの企業理念は、以下の通り。
『インサイトリサーチ力で、グローバル競争に負けないアイデアを支援する。私たちデコムは、このことを通じて社会に貢献します。』
(代表者メッセージ - インサイトリサーチのデコムより引用)
ここから分かるポイントは、「これからの事業の方向性」と「求められる働き方」の2点。
同社はインサイトリサーチを強みとするリサーチ会社。インサイトリサーチとは人間の無意識を掘り起こすマーケティング・リサーチ手法のことで、現在注目を集めている分野でもあります。写真やビデオの活用、行動観察、SNSの分析などさまざまなツールや手法を活用して潜在的な消費者行動を明らかにして、具体的な解決策に導いて行きます。
同社ではこれまでに食品、飲料、化粧品・トイレタリー、情報・通信、金融、自動車、薬品・医療用品、交通・レジャー、住宅設備、家電・AV機器、教育など幅広い分野においてアイデア開発支援実績があります。
そんな同社の企業理念からは今後インサイトリサーチの力を活用して、クライアント企業のグローバル競争力の獲得を支援することが明確にうかがえます。この背景には、海外では一般的になりつつあるイノベーションコンサルティング会社が日本ではまだ少なく、日本の競争力低下の一因となっているのではという同社の課題意識があるのだそうです。
これらのことから、実際に同社で働いていく上では、今後クライアント企業のグローバル競争力を向上させるという目標のために、問題の本質を見極めるための洞察力、検証方法の考案、既存の常識にとらわれず新しい提案を積極的に行うといった取り組みが必要不可欠と言えます。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 問題を分析し、具体的な解決策を提案して実行した経験
- 自らアイデアを出し、それをかたちにした経験
- 困難なことに挑戦し、最後までやり遂げた経験
次に、マーケティング業界におけるデコムと競合会社と比較してみましょう。
デコムの競合といえば、マクロミルが挙げられます。 今回は、デコムとマクロミルを比較してみましょう。
この2社の最大の違いは「インサイトリサーチの結果を実行策化するための強み」の違いです。
日本のリサーチ会社のなかでもトップクラスの実績を持つマクロミル。マクロミルのインサイトリサーチ部門は、2014年12月に旧 電通マーケティングインサイトの株式をマクロミルが取得したことによって現在は電通マクロミルインサイトという社名で、双方のこれまで培ってきた強みを活かして顧客支援を行っています。
同社では年間5,000件以上のプロジェクトを手掛ける他、デコム同様クライアントのグローバル展開を積極的に支援することを直近のビジョンの1つとして掲げています。
総合的なリサーチ会社と広告会社のバックボーンを持つ同社の強みは、あらゆるフェーズの調査手法を確立していることです。市場ニーズの把握調査はもちろん、商品・サービスのコンセプト受容性調査、広告・PR調査、オウンドメディア調査、最終的なブランド調査に至るまで幅広く支援が可能となっています。
どのフェーズにおいても調査結果から課題や改善点を具体的に抽出・分析・実行策の提案ができるノウハウを持っているのは同社ならではです。
一方のデコムはインサイトリサーチの結果を実行策化するための手法が非常に特徴的です。リサーチ結果を元にアイデアを具体化するワークショップを行い、書きとめた個別のインサイトから、キーインサイトと価値の組み合わせを作り出し、その価値から具体的な実行策のアイデアへと昇華さることが可能。コミュニケーションを密に取りながら実行策を決められることは大きなメリットと言えるでしょう。
このように、企業の規模の違い以外にも、具体的なアプローチ方法にはそれぞれの強みがあり、もちろん依頼をしたいプロジェクトによっても相性などが異なることも考えられます。どのように顧客と関わるかという観点でも違いが生まれるため、入社を志す場合には是非確認しておきたい違いと言えます。
>>ログインしてマクロミルの記事を見る
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本マーケティング・リサーチ業界の調査によれば、2015年の調査で明らかになった2014年時点でのマーケティング・リサーチ業界の市場規模は1,885億円で微増傾向にあります。特に伸びているのはインターネットを活用しての調査手法で、既存の調査手法は実は微減傾向にあります。
この結果にも表れている通り、インターネットによる影響はマーケティング・リサーチ業界において影響力があり、特に近年ではビッグデータによるデジタルマーケティングの需要が急激に高まっているのが大きな特徴です。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでデコムについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考
・会社概要 - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/information/company/,2016年7月5日DL.
・インサイトリサーチに特化したリサーチ会社をお探しならデコムへ,http://www.decom.org/newgraduate/,2016年7月5日DL.
・代表者メッセージ - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/information/ceo/,2016年7月5日DL.
・コンセプト - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/concept/,2016年7月5日DL.
・サービス - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/service/,2016年7月5日DL.
・沿革 | 会社情報 | 株式会社 電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/company/history.html,2016年7月5日DL.
・DMIのFact to act | 会社情報 | 株式会社 電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/company/index.html,2016年7月5日DL.
・インサイトリサーチの魅力|電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/recruit/attraction/index.html,2016年7月5日DL.
・第40回経営業務実態調査 ,http://www.jmra-net.or.jp/trend/investigation/pdf/realities_40/gyoumujitai2015.pdf,2016年7月5日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
・インサイトリサーチに特化したリサーチ会社をお探しならデコムへ,http://www.decom.org/newgraduate/,2016年7月5日DL.
・代表者メッセージ - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/information/ceo/,2016年7月5日DL.
・コンセプト - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/concept/,2016年7月5日DL.
・サービス - インサイトリサーチのデコム,http://www.decom.org/service/,2016年7月5日DL.
・沿革 | 会社情報 | 株式会社 電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/company/history.html,2016年7月5日DL.
・DMIのFact to act | 会社情報 | 株式会社 電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/company/index.html,2016年7月5日DL.
・インサイトリサーチの魅力|電通マクロミルインサイト,https://www.dm-insight.jp/recruit/attraction/index.html,2016年7月5日DL.
・第40回経営業務実態調査 ,http://www.jmra-net.or.jp/trend/investigation/pdf/realities_40/gyoumujitai2015.pdf,2016年7月5日DL.
・『会社四季報 業界地図 2016年版』/東洋経済新報社/2015年出版
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2024 en-japan inc. All Rights Reserved.