ゴールドマン・サックスの企業研究(事業・成長戦略)

USJなどの投資成功事例を創出するゴールドマン・サックスのこれからの事業展開とは?
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◆ TOPIC
- 厳しい業界の状況でも、フィンテックなどを活用し今後の活路を見出す
- 投資業務での強みを発揮!USJなどの成功事例を創出
- ビルドアップ投資や消費者向けサービス展開で裾野を広げる

厳しい業界の状況でも、フィンテックなどを活用し今後の活路を見出す
リーマンショック後、ゴールドマン・サックスをはじめとする欧米系の金融機関は規制緩和によって収益を拡大してきたものの収益はピークを超えて失速気味。一方で中国の金融機関は大きく成長し、今や業界の総資産ランキング上位4社は中国となっているほどです。
市場全体としてはこれまでの在り方では今後の成長が厳しい部分もありますが、2017年はテクノロジーの変化によりまだまだ競争が続く様相。金融業界のテクノロジーは「フィンテック」と呼ばれ、これまでベンチャー企業を中心に新しい技術が提供されてきましたが、大手企業にも本格的にこの波が到来します。
ゴールドマン・サックスでは自動株取引プログラムが開発され、600人いたトレーダーが、わずか2人になってしまったのだそう。このように、テクノロジーを活用した業務効率化と、サービス向上は益々進んでいくことが見込まれます。

投資業務での強みを発揮!USJなどの成功事例を創出
日本市場では投資銀行業務やセールス&トレーディング業務を中心に、グループ会社を通じて、投資業務、資産運用、不動産業務などを含む幅広い金融サービスを提供。多様化する顧客ニーズに応え続けています。
特に、日本市場における投資業務での成功事例は非常に多く注目すべきポイントです。なかでも注目の事例はユニバーサル・スタジオ・ジャパン。一時は業績不振に陥っていた同社を再生させた影の立役者が、実はゴールドマン・サックスでした。
当初ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは投資額も大きく、成果が出るまでに時間がかかる、リスクのある投資先でした。しかしゴールドマン・サックスのノウハウを活かしての管理体制の抜本的な改革、女性やファミリー向けをターゲットとする方向にマーケティング戦略の転換やハリー・ポッターの新アトラクション導入などにより、大きな成果へとつながり、16年3月期には入場者が過去最高記録を更新するまでに至りました。

ビルドアップ投資や消費者向けサービス展開で裾野を広げる
ゴールドマン・サックスの今後の戦略と注目したいポイントは2つあります。 1つは、新たな投資戦略である「ビルドアップ投資」です。 "

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