ネスレ日本の企業研究（働き方・選考対策）

今回ご紹介するのは、ホワイトカラー・エグゼンプションやテレワークをいち早く導入する「ネスレ日本」での働き方です。 気になるキャリア、年収、選考対策情報等をお伝えしてきます。

◆ TOPIC
• ネスレ日本での働き方／キャリアとは
• ワーク・ライフ・バランスを向上させる先進的な働き方
• 気になる選考対策

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新卒採用での募集業種は以下の3種類。 (出典： 新卒採用 )

◆ネスレパスコース（全職種対象）
2013年度新卒採用より、年齢・学歴・国籍などの採用対象を限定せずオープンにエントリーを受付け、選考時期・選考方法を皆さんが自律的に選択できるエントリーコースとして「ネスレパスコース」を実施。
事務職種は営業、マーケティング、サプライチェーンマネジメント、財務管理、人事、広報など、技術系職種は工務、応用開発、パッケージング、製造、品質、食品法規などです。

◆技術系職選考コース
理系を専攻されている方を対象に技術系職を募集・選考するコース。

◆工場職選考コース
キットカットやネスカフェなどのネスレ製品の製造・充填ラインでの仕事。原材料の加工、充填包装、機械・電気類の保守・維持・管理、計器の監視業務等を担当。

また気になるネスレ日本でのキャリアですが、採用HPを覗いてみましょう。

約2,500人にも及ぶ従業員を抱えるネスレ日本。数々のポジションがありますが、採用インタビューを見ると時間をかけてそれぞれの専門性を高めている様子がうかがえます。

文系職種であれば、営業、財務管理、サプライチェーンマネジメント、広報、人事など入社後一貫して担当しているケースが多数派のよう。マーケティングなどは営業部門で経験を積んだ上で担当している先輩もいるようです。

理系職種も同様に各自の専門性を磨きながらキャリアを積めるよう。中には海外の開発拠点での勤務経験を積んでいる方もおり、グローバル市場でNo.1を誇る同社だからこそのチャンスがあることもうかがえます。

また、多くの方がインタビューで答えているのがネスレ日本の「人の良さ」や「チームワークの良さ」。2008年入社で財務管理部門に勤めるK.Dさんのインタビューによれば、部門内で一体感を持てる取り組みも多いのだとか。

“100名近くが所属する財務管理本部全体では、知識の共有を目的とした勉強会や、アクティビティを通して本部内の一体感を高めるなどの取り組みを行っています。このような、“自然に教え合う風土があるアットホームな会社”であるという入社前の印象は今でも変わらず、私にとって居心地の良い環境です。”
（出典： SCM部門・財務管理部門）

――こうした環境で経験を積めるということは、チームで何かを成し遂げたい、ゆくゆくは大きな組織を引っ張っていきたいという人にとってはさまざまなチャンスがあるかもしれませんね。

また、平均年収は、有価証券報告書調べによると約700万円。食品業界大手の企業のなかでは平均的な水準と言えそうです。
ネスレ日本は「働き方改革」についても、新しい取り組みを積極的に行い、社員の働きやすさの実現や生産性の向上に取り組んでいます。

その一つが「ホワイトカラー・エグゼンプション」と呼ばれる裁量労働制を、国内でも先駆けて導入している点です。これまでネスレ日本は終身雇用や年功序列といった外資系企業には珍しい日系企業の特徴を取り入れた企業でしたが、今後はより成果を重視した報酬や評価体系にしていこうと舵を切りました。

離職率は2%以下と元々非常に低い水準ですので、この制度導入によってより個人の裁量を増やし、高いパフォーマンスを上げて欲しいという点が狙いとなっています。

また、その一環としてテレワーク（在宅勤務）制度も設けています。2016年1月より全社員を対象に働く場所や時間を自由に選べる「フレキシブルワーキング制度」を導入し、先進的な事例として「平成28年度 テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰 （輝くテレワーク賞）優秀賞」も受賞しています。

その他、社内託児所の設置や19時退社などの制度も導入し、ワーク・ライフ・バランスの整った環境を常に目指している社員思いの会社と言えそうです。

ここまでネスレ日本についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 �

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