メリルリンチ日本証券の企業研究（事業・競合他社・成長戦略）

今回ご紹介するのは、世界最大の金融機関、バンク・オブ・アメリカのグループ企業として、世界的ネットワークを活かし総合的な投資銀行業務を行う「メリルリンチ日本証券」です。

◆ TOPIC
• メリルリンチ日本証券の母体、バンク・オブ・アメリカコーポレーションとは？
• メリルリンチ日本証券が展開する、日本での業務と財務状況
• 国内証券業界の動向と、メリルリンチ日本証券の今後の課題

メリルリンチ日本証券の働き方／年収／選考対策情報はこちらの記事へ

メリルリンチ日本証券は、バンク・オブ・アメリカの日本における法人顧客事業拠点です。バンク・オブ・アメリカは、230年の歴史と伝統を持つ世界最大の金融機関。銀行系およびノンバンク系の金融サービス・商品を、リテール、U.S.トラスト、ビジネス・バンキングを含む8事業を通じ提供しています。

2016年12月31日現在、バンク・オブ・アメリカが展開するのは、米国50州すべて、コロンビア特別地区、米国領ヴァージン諸島、プエルトリコ、他35カ国以上。米国では「米国フォーチュン500」に選ばれるほぼ全ての企業と取引しており、個人から大企業まで約5,900万の顧客を対象としています。

2017年第1四半期決算では、収益は7％増加、EPS（1株あたりの純利益）は46％伸びています。EPSの増減からは企業の成長度が判断でき、バンク・オブ・アメリカは成長企業であることがわかります。
メリルリンチ日本証券の業務内容は、投資銀行・資本市場、金融市場、リサーチです。投資銀行・資本市場業務では、事業構造や資本の流れが変化する中で多様な財務ニーズに対応し、資本調達立案・執行のサポートや、合併・買収ほか、グローバル視点の戦略を提案しています。

さらに金融市場業務では、顧客の投資効率向上のため、業界最高水準のセールスとトレーディング力を集結し、金利・クレジット・通貨・コモディティ等の商品を扱います。リサーチ業務では、約700名のアナリストによる、およそ3,400銘柄の株式および約1,200の債券発行体の詳細な分析が行われています。

2016年12月期の損益の状況は、純営業収益は439億85百万円（前年同期比10％減）でしたが、人件費ほか削減により、経常利益を4億43百万円（前年同期比109％増）としています。
競合他社としては、 ゴールドマン・サックス証券、 UBS証券が挙げられます。

近年の国内証券業界の動向を見てみると、2017～2018年の業界規模は3兆9,006億円となっており、2015年から増加傾向にあります。業績はすでにリーマン�

※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。