エヌ・ティ・ティ・データ（NTTデータ）の企業研究（働き方・年収・選考対策）

今回ご紹介するのは、本社である豊洲センタービルでも有名な「エヌ・ティ・ティ・データ」での働き方です。 気になるキャリア、年収、選考対策情報等をお伝えしてきます。

◆ TOPIC
• エヌ・ティ・ティ・データでの働き方／キャリアとは
• 本社の豊洲センタービルと、隣接する豊洲センターアネックスビルとは？
• 気になる選考対策

エヌ・ティ・ティ・データの事業モデル／成長戦略はこちらの記事へ
新卒採用での募集業種は以下の5種類。
(参照： 2018年度エヌ・ティ・ティ・データ新卒採用HP )

◆SE（システムエンジニア）
システム設計・開発等を担います。研修を通してSEスキルを学びながら、将来的にプロジェクトマネージャ、ITスペシャリスト、コンサルタント等として活躍します。

◆営業
顧客への企画・提案を行います。研修を通し営業スキルを学び、将来的に顧客営業、ソリューション営業、コンサルタント等として活躍することを目指します。

◆R&D（研究開発）
顧客・社会の課題に対し、最先端技術を駆使して研究開発を行います。注目のロボット開発にも携わることができる仕事です。

◆ファシリティマネジメント（建築系、電力系）
建築系はシステムの安定した運用サポートのため、電力系は信頼性の高い電源をシステムに供給するため、それぞれ戦略立案、設計・監理・維持管理等を行います。どちらも将来的にプロフェッショナルを目指します。

◆本社スタッフ（財務、法務、人事等）
財務、法務、人事ほか、それぞれ専門性の高い仕事に従事しながら、将来的なスペシャリストを目指します。

また気になるエヌ・ティ・ティ・データでのキャリアですが、採用HP「キャリアを知る」より、3名の社員のキャリアを紹介します。

まずは、2002年入社、システムエンジニアのHさんのケース。
(参照： NTTデータ新卒採用HP「キャリアを知る」 )

Hさんの経歴を読むと、Hさんは二度目のチャレンジで入社しています。そこまでNTTデータに魅力を感じたのは、文系出身である自身がものづくりの現場で実際に活躍できる会社だからだそう。しかし、入社後は苦労と大きな挫折を経験し、2年ほど苦しい日々を送ったといいます。その後、時間とともに自身の成長を感じはじめ、入社4～5年目でサブリーダーを任されることに。この頃を、仕事が面白くて仕方がない時期だったといい、ようやく苦労した新人時代から脱したと実感したそうです。入社8年目くらいには一人前のSEとして認められ、現在は最大手モバイル通信事業者の料金システムに異動し、プロジェクトリーダーに就任。入社10年を過ぎても、NTTデータには発見と刺激があると語っています。

インタビューではHさんの努力する姿はもちろんのこと、Hさんの上司の優れた指導力も語られています。適切なポイントで次のステップを明示し、Hさんの成長に応じた的確なキャリア構築を導いている様子がうかがえます。

次に、2003年入社、研究開発のHさんのケース。
(参照： NTTデータ新卒採用HP「キャリアを知る」 )

入社理由は、SI企業でありながら研究開発部門を持ち、新たなビジネス創造のチャンスを感じたからだそうです。入社後は希望通りに技術開発本部へ配属され、責任ある仕事を任されることに。入社2年目で特許出願を経験するなど、研究をビジネスにする面白さや難しさを感じたといい、この頃、初めての海外出張も経験したそうです。入社5年目には、セキュリティに関わる技術コンサルタントの仕事も行うように。現在はモバイルセキュリティ技術の研究開発に携わり、主にビジネスにつながる研究開発を手掛けているそうです。自身の10年間をチャレンジングだったと振り返り、今は組織としての技術向上を意識していると語っています。

最後に、2004年入社、システムエンジニア・営業・スタッフのNさんのケース。
(参照： 名称NTTデータ新卒採用HP「キャリアを知る」 )

SE、ITについてほとんど知らなかったというNさんは、OGOB訪問で出会った先輩の姿勢や考え方に共感して入社を決めたそうです。入社後は、訳も分からず辛い日々を過ごした様子が語られていますが、3年目になると、わからないことは素直に聞き、顧客の要望に真摯に向き合い、自分の役割を自覚することで仕事が楽しくなってきたといいます。入社4年目には新たなチャレンジ意欲も芽生え、自ら異動を申し出るなど積極的にチャレンジ。その後、米国NTT DATA IncとNTT DATA EMEAの事業管理を担当し、国際トレーニーとして5年のタイ勤務も経験したそうです。現在は、グローバル事業本部でグローバル市場拡大に向けた体制・戦略づくりに携わり、グループとしてのシナジー効果を発揮させることを意識しているそうです。

また、エヌ・ティ・ティ・データの平均年収は、有価証券報告書調べによると約795万円。情報処理サービス業界では8位前後となっています。

エヌ・ティ・ティ・データは国内外に数百のオフィスを構えており、本社は豊洲駅から直結徒歩1分という好立地にあります。37階建の本社、豊洲センタービルと、隣接する33階建の豊洲センタービルアネックスには、NTTデータの他、グループ各社や協力会社など約1万人の社員が働いています。

豊洲センタービルは1992年竣工と比較的古く、エントランスや会議スペース、来客用スペースなど、とても落ち着いた空間になっています。地上37階建ということもあり、センタービルからの眺めは最高！商業施設や集合住宅など、大規模再開発が進む豊洲ならではの街並みの変化が楽しめます。

パーテーションのない業務スペース内は広々としていて、社員同士のコミュニケーションがとりやすい環境。2つのビルそれぞれに2フロアずつ社員食堂も備わっていて、豊富なメニューが自慢だそうです。

アネックスビルの業務スペースには、環境とコストを追求した次世代パイロットオフィスが構築され、協業作業の効率化や創造性の向上に挑戦したオフィス空間が出来上がっています。また同ビル内には2011年から企業内託児所も開設し、社員のキャリア継続を支援しています。

ここまでエヌ・ティ・ティ・データについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきま�