日本ロレアル株式会社（L'ORÉAL PARIS）の年収・インターン・選考/採用情報│企業研究記事

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日本ロレアル株式会社を就職活動目線から企業研究

今回は化粧品業界の日本ロレアル株式会社の年収・キャリア・インターン・選考/採用情報について、就職活動目線から企業研究しました。
下記３つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
日本ロレアルでの働き方／キャリアとは

「美」を追求する職人集団、日本ロレアルの文化・社風とは？

気になる選考対策

日本ロレアルの事業モデル／成長戦略はこちらの記事へ

日本ロレアルでの働き方／キャリアとは？

新卒採用での募集業種は、オフィススタッフの6職種と、美容部員採用の計7種類。出典： 2018年度日本ロレアル新卒採用HP

◆マーケティング
製品開発、プロモーション企画、広告制作など、製品のコンセプト作成から販売戦略の企画・実行まで、全てのマーケティングプロセスに携わる仕事です。求める人物像は、「右脳と左脳のバランスに優れたリーダータイプ」。

◆セールス
ビジネスパートナーの売上・利益最大化のため、他部署と連携し営業戦略を立案・実行する仕事です。ミッションは、自社の目標達成。求める人物像は、「お客様との関係構築を通し、事業の拡大を目指す活動派タイプ」です。

◆ファイナンス
新卒一年目からブランドCFOとして財務管理を担います。日本でのビジネス成功を目標に、担当事業部・ブランドの予算管理、事業計画立案に関わり、財務面から経営に携わることができる仕事です。求める人物像は、「ブランドのCFOになりたい経営管理タイプ」。

◆サプライチェーン
製品の受注から生産・輸入・配送・売り場まで、モノの流れを一貫して担当し、顧客の求める商品を、期日までに最高の状態で届けることを目指します。求める人物像は。「メーカーの血流を担う、実直で責任感溢れる大黒柱タイプ」。

◆R&I（研究開発）
世界を念頭に置き、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア製品の研究開発を行います。フランスやアメリカのラボと協力し新製品を生み出し、日本のマーケティングに関わる開発にも取り組みます。求める人物像は、「先端技術と感性を融合させ、自由で柔軟な発想をもつリサーチリーダータイプ」。

◆マニュファクチュアリング
「生産管理」分野は、工場での生産ライン効率化や設備投資などを担い、「品質管理」分野は、原料から製品に至るまで安全な製品を届けるための品質検査を行う仕事です。求める人物像は、「モノ作り現場の『カイゼン』をリードする実践的知性派タイプ」です。

◆美容部員
全国の百貨店および路面店にて、ロレアルブランド化粧品のカウンセリング・販売を行う仕事です。求める人物像は、「お客様のためのサービスを提供することで喜びを与えたいと心から願う方」。英語・中国語ができれば尚可とのことです。

また気になる日本ロレアルでのキャリアですが、採用HPの社員紹介を覗いてみましょう。まずは、2008年新卒入社のY.Tさんから。

出典：社員紹介｜採用情報｜日本ロレアル株式会社

社員紹介を読むと、Y.Tさんは入社後に美容サロン流通事業部でトレードマーケティングを担当し、その後スキンケア製品や別ブランドのヘアケア製品マーケティングを担当したそうです。2014年には産休・育児休暇を取得し、2015年4月に製品開発マーケティング部で復帰。2016年からは、ATELIER MADE by shu uemuraマーケティング責任者として活躍しているそうです。マーケティングに長く携わる中で、アプリ開発を短期間で実現したときの苦労や充実感を語っています。

次は、2011年新卒入社のH.Nさんです。

出典：社員紹介｜採用情報｜日本ロレアル株式会社

社員紹介を読むと、H.Nさんは入社後、百貨店流通メインのリュクス事業本部ブランド、ランコム事業部に配属されたそう。2011年9月から5年弱、メイクアップ、プロモーション、スキンケアのプロダクトマーケティングを担当し、その後デジタル＆CRMマネージャーに就任したそうです。さらに2017年からは、コミュニケーションマネージャーとして活躍。入社間もないころは難しいと感じたフランスの開発チームとのミーティングも、今では電話会議などで活発に議論しており、自身の成長を感じているようです。

最後に、2005年新卒入社のY.Kさんです。

出典：社員紹介｜採用情報｜日本ロレアル株式会社

社員紹介を読むと、Y.Kさんは新卒でアメリカの研究所に入社し、メイベリンニューヨークのグローバル市場における口紅の開発を担当したそうです。3年目には、日本の研究所でアジア向けの口紅とマスカラの研究開発研修を10か月間経験。2011年には日本の研究所に異動し、マーケティングコーディネーターとして活躍しているそうです。感性と科学的知識を共存させながら、試行錯誤して製品を作り上げることに、大きなやりがいを感じていると言います。

日本ロレアルでは、社員一人ひとりに合わせたキャリアパスを、社員と会社が対話を重ねながら展開しているようです。新しいことへのチャレンジも推奨されており、柔軟な社風に特徴があります。また、平均年収は、口コミ統計によると約800～900万円。化粧品業界の中でも比較的高い水準ということがいえるでしょう。

「美」を追求する職人集団、日本ロレアルの文化・社風とは？

採用HPの「日本ロレアルの文化」では、会社のイメージや社風が、ディレクタークラスの社員の言葉で紹介されています。これによると、日本ロレアルの文化は、目的や情熱を持ち、リスクを恐れずチャレンジする意欲がある限り、周囲からのサポートが得られる環境であることがわかります。
また、多くのブランドに属する社員が、がそれぞれの成功とビジネスの最適化に向け真剣に取組み、起業家精神を備え業務に向き合っている様子もうかがえます。
人事本部、中途採用マネージャーは、日本ロレアルを「詩人と農夫」と例え、会社のイメージをこのように語っています。

“あらゆる社員が、若手からシニア管理職まで、よく働き、よく考え、よくアイディアを出し、美しいもの・感性に触れることがとても好きなのではないかと思います。農夫のように地道に働きながら、かつ細部にこだわりを持ち、また詩人のように夢を追い、プロセスを厭わず、更なる高みを求めて探求する集団というイメージです。ある意味、美を追求する職人集団なのかもしれません。” 出典：日本ロレアル採用HP

このように、日本ロレアルの先輩社員たちは、日本ロレアルの使命や価値観を真摯に受け止め理解し、誇りを持って働いていることがわかります。