ぴあ株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

プレイガイド事業の先駆者であり、「チケットぴあ」による幅広いジャンルのチケット販売で業界トップに君臨し続けるエンタメ業界のぴあ株式会社に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記3つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• 4年連続で過去最高を更新したライブ・エンタメ市場
• 「チケットぴあ」に大きな強み。急成長中のEC市場で好調なチケット販売
• ぴあが注力する近年の取組み、成長戦略とは？

ぴあの働き方／年収／選考対策情報はこちらの記事へ

ぴあ総研「2016ライブ・エンタテインメント白書」によると、2015年のライブ・エンタメ市場規模は前年比20.2％増と大幅に伸び5,000億円を突破。2000年以降の過去最高記録を4年連続で更新しています。

出典： ぴあ株式会社「ニュース」

ライブ・エンタメ市場の中でも特に好調なのが音楽市場であり、市場規模の8割を占めるポップスが牽引しています。また、ミュージカルや歌舞伎、バレエやお笑い等のステージ市場も、前年比11.3％増を記録しています。
さらに、飽和状態とも言われる音楽フェス市場も堅調に伸びており、これには公演数や動員数の増加が影響しています。サービス業界全体を見ても、チケット販売は近年急増している注目の市場と言えるでしょう。

ぴあは、1984年スタートの「チケットぴあ」に大きな強みがあります。これは日本初のコンピュータオンラインチケット販売システムとしてスタートし、現在は年間およそ6,600万枚のチケットを発券する国内最大級規模に成長しています。 「チケットぴあ」には、インターネット、コンビニ、電話など多彩な販売チャネルがあり、中でも24時間対応のインターネット販売が好調です。近年、EC市場は急成長を遂げており、ぴあの過去の業績回復にも大きく影響しています。

出典： 経済産業省　平成28年度「電子商取引に関する市場調査」

一方、チケット販売事業は、今後Amazonが世界展開を目指す分野とも言われており、これが実現すれば「チケットぴあ」にとっての脅威となり得ます。現在、ぴあはチケット販売以外の事業にも力を入れ、異業界との新サービス開発でビジネス領域を積極的に拡大しています。
競合他社としては、イープラス、株式会社フンザ(チケットキャンプ)が挙げられます。

まず一つ目は、「定価リセールサービス」。これは、「行けなくなった人」と「買いたい人」がチケットを定価で取引できる「チケットぴあ」会員�

※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。