ハウス食品株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
ハウス食品株式会社を就職活動の観点から企業研究
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◆ TOPIC
- 日本の国民食カレーを取り巻く市場環境
- カレーライス文化の創出から、様々な食文化への挑戦
- 海外事業の成長加速で目指すもの
日本の国民食カレーを取り巻く市場環境
そんなカレー市場に目を向けてみると、最近は店頭に並ぶ即席カレー(カレールウ)の商品数が増えているのを感じていませんか?同組合によると、レトルトカレー人気や少子化などによって、カレールウの生産量は減少しているものの、各メーカが植物油など健康志向の高い商品開発に注力するなど、消費者ニーズの多様化に合せた新商品が登場し続けているそう。
さらに、レトルトカレーは、全国各地の「ご当地カレー」でも注目を集めています。レトルトカレーだけを扱う専門ショップもありし、市場全体が活性化しているとのこと。 現在、全国のご当地カレーは約2千種類ともいわれていおり、「町おこし」として開発する自治体や企業が増えているようです。
ハウス食品によると、ご当地カレーの登場などでレトルトカレーが多様化したのは10年ほど前とか。同社の推計では27年度末の市場規模はレトルトカレー全体で507億円。2年前と比較して58億円も拡大したそう。個食向けのレトルトカレーは個性的な商品が開発しやすいとのことで、今後も市場全体の多様化に影響を与えていきそうです。
カレーライス文化の創出をはじめ、様々な食文化へと挑戦
以来、「食を通じて、家庭の幸せに役立つ」という企業理念を追求し続け、「バーモントカレー」「ジャワカレー」「こくまろカレー」「ザ・カリー」等のラインナップから、カレールウ市場では60~65%のシェアを誇っており、ここに強みがあると言えます。また、ハウスのカレーの中でも、その売上の半分を占めるのは「バーモントカレー」となっていることから、同商品は日本のカレールウ全体で30%を占める不動のロング&ベストセラー商品と言えるでしょう。
カレーライス文化の創出のほか、「プリンミクス」「フルーチェ」などのデザートや「うまかっちゃん」ラーメン、スナック菓子「とんがりコーン」など様々な食文化へ挑戦し続けているハウス食品。海外でも積極的に事業を展開しており、豆腐関連事業が現在北米のトップクラスのシェアとなっています。 さらに、ハウス食品グループのグローバル展開、第3の柱として注力している東南アジア、タイでは健康飲料、ベトナムでは手作りデザートの素を展開。日本で培った技術を活かし、現地のニーズに応えています。
競合他社としては、味の素 、森永乳業が挙げられます。
海外事業の成長加速で目指すもの
国内市場が伸び悩む中、ハウス食品は早くから海外での事業を強化しています。特徴的なのは、あえて日本式カレーでの海外展開を狙っていること
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