株式会社タニタの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

今回ご紹介するのは、世界初の体脂肪計付きヘルスメーター大ヒットを皮切りに、健康に関する計量器を数多く手がける「タニタ」です。

◆ TOPIC
• 健康に関わる計量器メーカーとして高いシェア
• 世界初の体脂肪計付きヘルスメーター大ヒット！確固たる地位を築く
• 目指すは47都道府県！「タニタ食堂」全国展開を進める

タニタの働き方／年収／選考対策情報はこちらの記事へ

近年「タニタ食堂」の取り組みやユニークなTwitterでの広報などで注目されることの多いタニタ。体組成計、ヘルスメーター歩数計、尿糖計、塩分計、血圧計など、ヘルスケアに関わる計量器を数多く手がけています。

計量器メーカーは食品用、工業用、家庭用、業務用と種類はさまざまですが、経済産業省の資料によれば、タニタは国内約70社ある計量器メーカーの中でもトップ4社に含まれ、この4社だけで国内シェア60%以上を占めているそうです。

また、タニタの得意とするヘルスケアに関わる計量器は「セルフケア健康機器」と呼ばれる市場に含まれ、この市場も微増ながら成長中。

2014年の市場規模は2295億4000万円と推計されており、今後はスマートフォンアプリとの連携といった機能の拡充や、自治体による住民向けのセルフケアプログラムとの協業などにより成長の余地があると見られています。

次にタニタの事業内容についてより詳しく見てきましょう。

前述の通りヘルスケア関連の計量器に強みを持つタニタですが、その中でも代表的なのが体組成計です。体組成計とは体の脂肪や筋肉量、基礎代謝などを測るものですが、そのスタートとなったのが体脂肪計ヘルスメーターの発売でした。

元々は体重計がタニタの主要商品の1つでしたが、医師からのヒアリングを基に体重そのものではなく体脂肪が肥満の原因であるということを踏まえて、1992年に世界ではじめて乗るだけで体脂肪率が測れる体脂肪計付きヘルスメーターをリリースしました。

その結果、体脂肪計の世界シェアNo.1を獲得するとともに、タニタのブランドの認知度が一気に高まりました。

その後も主力商品として体脂肪計の存在感は大きく、機能性の向上はもちろん、洗練したデザインやキャラクターとのコラボなどで消費者へと新しい商品を数多く提供し続けています。

タニタの競合他社としては、寺岡精工、テルモが挙げられます。

最後に、タニタの今後の成長戦略について見てみましょう。 体脂肪計でその地位を確固たるものにしたタニタですが、健康総合企業として新た�

※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。