森ビル株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

六本木ヒルズをはじめ、アークヒルズやラフォーレ原宿、表参道ヒルズなど、東京の主要ランドマークを擁する都市デベロッパー。市街地再開発事業、各種ビルの企画・開発・設計監理・営業・運営管理を主な事業としています。「都市を創り、都市を育む」というタウンマネジメントに強みがある不動産業界の森ビル株式会社に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。

下記４つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• 東京人気エリアの圧倒的な強さは健在、不動産市場動向
• 六本木ヒルズなど、時代を象徴する再開発を手掛ける総合デベロッパー
• 東京のグローバル化や海外事業などで挑む10の成長戦略
• 森ビル株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ

森ビル株式会社の年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ
日本の経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善により、緩やかな回復基調が続いています。このような環境下における賃貸オフィスビル市場は、企業の業容・雇用人員の拡大などを背景とした需要が堅調に推移していることで、空室率は改善基調を維持し、賃料相場も上昇基調に。

（出典： 日本の不動産投資市場2016　野村総合研究所 ）

東京都心5区のオフィス賃料は2013年ごろから上昇し始め、いずれの区でも賃料が上昇しています。

一方、高級賃貸住宅市場は堅調な需要から、平成25年3月以降、東京の赤坂・六本木、麻布・広尾、青山・原宿エリアでは、稼働率90％以上と高稼働を維持し、稼働賃料単価も緩やかに改善。

（出典： 日本の不動産投資市場2016　野村総合研究所 ）

都心3区・東京23区の賃料水準は少しづつ上昇傾向にあることがわかります。

商業施設市場は、他の地域と比べ、銀座、表参道、新宿の賃料水準は依然として高いようです。

（出典： 日本の不動産投資市場2016　野村総合研究所 ）

また、森記念財団の都市戦略研究所が発表した「Global Power City Index(GPCI)」によると、東京は長年4位にとどまってきたのですが、2013年の秋に2020年のオリンピック開催が決まってから、明るいきざしが見えてきているとのこと。

東京の弱みとして、経済の市場の魅力、法規制・リスク、文化・交流の集客資源があり、交通アクセスについては国際交通ネットワークが弱いことが挙げられています。さらに居住の評価のうち、特にコストの高いことが問題です。オリンピックに向けて、これらの弱点を克服すれば東京の力が上がることは間違いないでしょう。

東京都心部に事業の軸足を据える森ビルは、1955年に前身である森不動産の創業を経て1959年に設立。以来、東京都港区を中心にオフィスビルの賃貸�

※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。