大阪ガス株式会社の年収・インターン・選考・採用情報│企業研究記事

高い専門性・技能を身につけ会社の事業に貢献できるよう、求められる役割と期待を明確にした社員の育成を行っています。社員の志向や特性に合わせた人材育成プログラムやワークバランスサポートが充実しており、女性でも働きやすい環境でも有名な総合エネルギー業界の大阪ガス株式会社の年収・キャリア・インターン・選考・採用情報について、就職活動の観点から企業研究しました。

下記４つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• 大阪ガスの募集職種・採用情報と平均年収は？
• 志向や特性に合わせた人材育成プログラムとワークバランスサポート
• 大阪ガスのインターン・選考・面接対策情報
• 大阪ガスの年収、キャリア、インターン・選考・採用情報社のまとめ

大阪ガス株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報はこちらの記事へ
大阪ガスが目指す会社の姿を実現する人材となるよう、役割の異なる「ゼネラル/スペシャリストコース」と「プロフェッショナルコース」の2つの育成コースが設けられています。
（参照： 新卒採用（大学・大学院卒）情報 - 個々の「志向」「特性」に合わせてゼネラル/スペシャリストコース・プロフェッショナルコースから選択/大阪ガス ）

◆ゼネラル/スペシャリストコース
一定期間業務を経験後、以下のコースのどちらかを自己選択します。

■ゼネラルコース
経営的視点から組織全体や会社など組織横断的な変革を推進するため、戦略的リーダーシップ・マネジメント能力の継続的な向上が求められます。それらの能力を磨くため、原則3～4年で異動を繰り返して幅広い経験を積み、高い次元で成果を発揮することが期待されます。

■スペシャリストコース
会社が掲げる成長戦略の実現に必要な領域における専門能力の向上を追求します。具体的には技術開発や法務・財務などの分野で長期にわたる取組みを行いながら高い専門性を磨きます。外部からも高く評価される水準まで専門能力を究め、新たな価値の創出を目指します。

◆プロフェッショナルコース
営業・メンテナンス・施工管理・保安業務・製造オペレーションにおける現場のプロ・業務のプロを目指します。知識やスキルを活かして成果を上げ続けるとともに、不断の努力によって業務の改善や業績への貢献、後進への伝承などに携わります。

戦術立案、組織活性化、部下育成といった担当組織の業績最大化を目指す管理者になることや、業務分野全体を牽引する第一人者に成長することが期待される職務となっています。特定の領域でジョブローテーションを行い、専門スキル・ノウハウを確実に身につけていきます。

また気になる大阪ガスでのキャリアですが、採用HPの採用インタビューを覗いてみましょう。リビング事業部エネルギー・ICT開発部の女性社員 E.T.さんは、2016年4月より開始された「電力小売全面自由化」に関する、家庭向け販売戦略やWEB広報、社内施策等の企画・運営を担当しています。

家庭向けの電力販売は大阪ガスでも初めての事業。さまざまな部署と意見交換や調整を行い、販売戦略に関する企画、システムや活動フローの調整、営業ツールの作成、契約獲得促進のためにWEB等を活用した広報活動を行ったとのこと。電力自由化が始まり、お客さまの関心も高まる中で「大阪ガスの電気」を担当していることにやりがいを感じているそうです。

大阪ガスに興味を持ったきっかけは阪神・淡路大震災。ライフラインの大切さを痛感し、人々の生活を支えるインフラ関係の仕事に就きたいと考えていた中、大阪ガスは、事業の幅が広くさまざまなことに挑戦できそうな社風であると感じたそうです。

実際に入社してからも、営業、総務、現在の仕事といろいろな業務を担当する機会に恵まれ、且つ、どの仕事もやりがいを持って楽しく働くことができ、人としての成長も実感しているようです。

では、大阪ガスのどのようなところが特に気に入っているのでしょうか？

例えば、今、携わっているのは新規事業のため、これまでの概念にとらわれない自由な発想が求められることや、年齢・性別関係なく責任のある仕事を任せてもらえること、会社の経営層と現場の両方の意見を知ることができることが魅力のようです。

さらに、社内外のさまざまな分野の人との接点があり、刺激をもらえる機会が多く、国のエネルギー制度改革の議論内容や動きをタイムリーに把握できるなど、新しい知識を吸収するチャンスが多いのもいいですね。

困った時に親身に相談に乗ってくれる上司・先輩がいることや、同年代のメンバーとともにお互い切磋琢磨できるのは、チャレンジ精神が旺盛で成長意欲が高い人にとっては適した職場環境であることがわかります。
（出典： 新卒採用（大学・大学院卒）情報 - ゼネラル/スペシャリストコース・文系/大阪ガス ）

また、平均年収は、有価証券報告書調べによると655万円。新卒の初任給は、大卒20.3万円、院卒22.9万円。入社1年目でボーナス平均50万円以上ということで、エネルギー関連業界は比較的高い報酬水準ということがうかがえます。
大阪ガスは、「国内エネルギー事業」「海外エネルギー事業」「ライフ＆ビジネスソリューション事業」という3つの柱となる事業領域を強化し、どのような変動にも対応できるポートフォリオを築き、革新的なエネルギー＆サービスカンパニーを目指しています。

そのため、社員が会社の目標を実現する人材となるよう、「ゼネラル/スペシャリストコース」と「プロフェッショナルコース」という2つの育成コースを設定し、人材育成に注力しています。

入社後の育成プログラムはそれぞれ異なり、 ゼネラル/スペシャリストコースでは、 入社後3年間、マンツーマンで指導員がつく「新人指導員（PTA）制度」をはじめ、OJT、資格取得やスキルアップをサポートする制度、社内研修、個々の課題に合わせて選択できるチャレンジセミナーの受講、業務に必要な公的資格取得の支援制度などのOffJT（業務外研修）も充実しています。

さらに、 早い段階から戦略スタッフ・高度専門人材として活躍できるよう、経営、戦略・マーケティング、ファイナンスなどの知識・スキルを習得する「ビジネスリーダープログラム」や、海外で活躍できる人材となるため、海外拠点や海外研究機関などで働くトレーニー制度や、MBA取得を目的とする海外留学制度などの海外ビジネスのトレーニングを行うカリキュラム 「海外ビジネストレーニング制度」などがあります。

一方、 プロフェッショナルコースでは、「新人指導員（PTA）制度」やOffJTはもちろん、 近い将来管理監督者になるための心構えやリーダーシップ、問題解決力、チームマネジメントなど、必要な能力を身につける研修「マネジメント力パワーアッププログラム」という育成プログラムが設けられています。

また、会社の目標実現のためには、健康でやりがいと誇りを持って働ける職場環境の整備が大切です。大阪ガスは、「効率的な働き方」推進委員会を立ち上げ、生産性が高く、創造性豊かな働き方を推進するための施策を検討し、活動に取り組んでいます。

さらに、子育てや介護をしながら働き続けられる制度を設けるなど、女性が活躍できる環境の整備、風土の醸成を進めており、経済産業省・東京証券取引所の「なでしこ銘柄」として、2014年から4年連続で「なでしこ銘柄」に選定されるなどの評価も受けています。

ここまで大阪ガスについての様々な情報を見てきましたが、最後は大阪ガスの過去のインターン・採用・面接情報を知り、早めの対策準備を行って�