GMOペイメントゲートウェイ株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

決済サービス領域で強みがあり、日本において圧倒的ナンバーワンという地位を確立しているEC決済サービス業界のGMOペイメントゲートウェイに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。

下記４つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• GMOペイメントゲートウェイのEC業界は巨大成長市場
• GMOペイメントゲートウェイは決済業界のリーディングカンパニー
• GMOペイメントゲートウェイの成長戦略
• GMOペイメントゲートウェイの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ

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ミック経済研究所が発表した「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2017年度版」によると、2016年度ネット決済代行サービス全体の市場規模は2029億円。続く2017年度も前年度比118.6％と高い成長を予想しており、2400億円強の規模になると見ています。物販のほか、サービス分野でもオンライン決済などが拡大しており、セキュリティ対策の強化と共に、市場そのものが更に拡大していくと予測されています。

また、経済産業省の「平成27年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」では、日本の消費者向けEC市場規模は、2015年、前年比107.6％の13兆7746億円。2014年の前年比114.6％の伸び率を下回っていますが、依然として市場の拡大が続いていることがわかります。

このようにEC市場もネット決済代行サービス市場も拡大傾向にある一方で、クレジットカードの不正利用やカード情報の漏洩が深刻な問題として浮上。安心・安全なクレジットカード利用の実現を目的に、クレジットカード会社をはじめ、PSPや加盟店、ネットワーク事業者、POSメーカーなどが協力し合い議論する場として、「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が設置されるなど、問題解決に向けた努力が行われています。

今後も国内のEC市場は、価格圧力やセキュリティ投資の増加で益々競争が厳しくなる中でも順調に成長していくと予想されています。EC化率も引き続き上昇が見込まれており、ネット決済代行サービス市場も競合の激化で厳しい市場環境に変わりつつも、高成長が続くと予測されます。以上の見解から、2017年度から2021年度まで平均成長率16,1％で推移し、2021年度には4288億円の市場規模になると予測されています。
(出典： ミック経済研究所、「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望 2017年度版」を発刊：日本経済新聞 )

主にEC事業者に向け、クレジットカードという一決済手段の処理サービスを提供する会社として1995年より事業を開始しているGMOペイメントゲートウ�