株式会社三菱UFJ銀行の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
株式会社三菱UFJ銀行を就職活動の観点から企業研究
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。日本最大の商業銀行であり、3大メガバンクの一角を占める存在です。グローバルな金融ビジネスを積極的に展開しており、世界中に広がるネットワークとMUFGグループの総合力に強みがあることで有名な銀行業界の株式会社三菱UFJ銀行に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
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好調な3メガバンクグループ。今後は業務の効率化で団結?
三菱UFJ、みずほ、三井住友から成る3メガバンクグループの2019年3月期中間決算によると、通期予想数値に対する上期実績の割合は6~7割となるなど、各社の業績は期初想定よりも好調に推移しています。
なかでも、メガバンク最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループの当期純利益は前年同期比3.8%増の6507億円。持分法会社であるアメリカのモルガン・スタンレーの業績も好調でした。
3メガバンクとも一見好調に見える決算ですが、三菱UFJの社長曰く、本業である業務純益が大幅な減益となり、順調とは言えない厳しい決算であるとコメント。
その大きな要因はマイナス金利と競争激化による利ザヤ(調達と運用の金利差)の縮小を挙げており、大企業ではほぼ下げ止まったが、中小企業は引き続き低下の傾向が著しいといいます。
こうした厳しい事業環境の中で支店の統廃合などに努めているメガバンクですが、三菱UFJと三井住友はATMの相互開放に踏み切ることに合意しました。今後も、メガバンクは業務の効率化と収益力の強化が進められていきそうです。
3大メガバンクの一角を担う、日本最大の商業銀行が目指すもの
今回は、日本を代表するメガバンクの一翼を担う、三菱UFJ銀行を紹介します。同行は、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下にある都市銀行で、銀行業務、その他(リース業務等)の金融サービスに係る事業を行っています。
同行は、顧客・業務別のセグメントから構成されており、 「法人・リテール部門」、「コーポレートバンキング部門」、「グローバルCIB部門」、「グローバルコマーシャ ルバンキング部門」、「市場部門」及び「その他部門」を事業の区分としています。
また、経営ビジョンとして、以下のメッセージを掲げています。
私たちの使命
いかなる時代にあっても決して揺らぐことなく、常に世界から信頼される存在であること。 時代の潮流をとらえ、真摯にお客さまと向き合い、その期待を超えるクオリティで応え続けること。 長期的な視点で、お客さまと末永い関係を築き、共に持続的な成長を実現すること。 そして、日本と世界の健全な発展を支える責任を胸に、社会の確かな礎となること。 それが、私たちの使命です。
出典: 三菱UFJ銀行
さらに、同行役職員は、「信頼・信用」、「プロフェッショナリズムとチームワーク」、「成長と挑戦」の3つの価値観を共有し、「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」をめざしています。
グループ一体型の経営で実現する、持続的成長と新たなビジネスモデルの確立
国内人口減少や超低金利状態の長期化、デジタル化の急速な進展など、経営環境が大きく変化する中、三菱UFJ銀行が属するMUFGグループは、持続的成長に向けた改革の方向性を「MUFG再創造イニシアティブ」 として公表。それらを具体化した戦略を含む、新中期経営計画を2018年度よりスタートさせました。
中期経営計画では、「シンプル・スピーディー・トランスペアレントなグループ一体型の経営」の実現を目指しています。これは、グループ経営のあり方を、従来の「グループ協働」や「グループ起点」から、「グループ一体型の経営」へとさらに進化させるということ。
事業会社間・営業拠点と本部・役職等の壁を意識せずオープンに話をし、グループの向か う方向やその理由を分かりやすく共有できる組織になることで、グループ各社が担う機能をより強化し、商品・サービスの機能強化とソリューション提供能力の向上に取り組んでいく方針です。
このような未来志向の変革を通じて、中期経営計画最終年度には確かな成果への手応えをつかむこと、そして将来に向け、新たな成長モデルの確立が期待されます。
三菱UFJ銀行の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
銀行業界の株式会社三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。日本最大の商業銀行であり、3大メガバンクの一角を占め
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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