株式会社ファミリーマートの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
株式会社ファミリーマートを就職活動の観点から企業研究
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を基本理念に掲げ、47都道府県でコンビニエンスストアの「ファミリーマート」を展開。海外展開も積極的に行っており、グローバルにおける店舗数は約24,000店。世界でも類を見ない大規模なブランド転換業務を完了させ、国内第2位へと飛躍を遂げたことで有名な小売業界の株式会社ファミリーマートに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
株式会社ファミリーマートの年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ
コンビニ業界、2018年の売上高は全店ベースで10兆9,646億円
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA )が公表しているコンビニエンスストア統計データによると、JFA 正会員8社(2018 年2 月より7社)を対象とた55,743 店舗(12 月末現在)における2018年1月~12月の売上高は、全店ベースで10兆9,646億円と前年比 2.6%増に。既存店ベースでは、9兆7,244 億円で前年比0.6%増となり、プラス成長で推移しています。
2018年は、店内調理品等のカウンター商材や惣菜、弁当、調理麺、調理パン、冷凍食品、サラダ・カット野菜等の中食、デザート等が好調に推移したことから、全店・既存店ともに売上高が増加しました。
この背景には、少子高齢化の進行をはじめ、単身世帯の増加、女性の就業率の上昇など、ライフスタイルの多様化による顧客のニーズ(時短・簡便調理、健康志向、嗜好の多様化など)に応えた商品の品揃えを充実したことが挙げられています。
一方で、他業態等との競争が激化したことに加え、5月はゴールデンウイーク中の低温、7月は西日本を中心とした豪雨等による天候不順、10月はたばこ税増税の反動等から既存店売上高に影響を及ぼしました。
大規模なブランド転換業務を完了し、国内第2位へと飛躍したコンビニ大手
今回は小売業界の中でも、大手3チェーンを中心に生存競争がし烈になっているコンビニエンスストア業界の一角を占める、ファミリーマートを紹介していきます。
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を基本理念に掲げ、47都道府県でコンビニエンスストアの「ファミリーマート」を展開。海外展開も積極的に行っており、7ヵ国・地域で7,384店舗を有し、グローバルにおける店舗数は約24,000店となっています。
2018年11月、世界でも類を見ない大規模な転換業務、「サークルK」、「サンクス」から「ファミリーマート」へのブランド転換が完了しました。
ブランド転換をした店舗では、1日あたりの売上および客数が平均で約10%伸長しているなど好調に推移しており、今回の統合で同社の店舗数はローソンを抜き、2番手に躍進。統合前は2兆円だったチェーン全店売上高は、一気に3兆円規模へと拡大しています。
また、商品の統合により、サークルK・サンクス店舗においても、ファミリーマートの看板商品である「ファミチキ」や、「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズなどの販売ができるようになったことや、サークルK・サンクスの人気商品である「濃厚焼きチーズタルト」や「焼きとり」の販売がファミリーマートでも実現しています。
さらに、物流統合により、さらに効率的な配送が可能になったことから、物流コストの削減、トラック台数の削減にともなう排出CO2の削減も実現しています。
「質の向上」への投資にシフトで、お客さまに愛され続けるチェーンを構築
人口減少が社会問題化する中、コンビニ全体の店舗数は飽和を迎えつつあり、より選ばれる店舗への進化が急務となっています。ファミリーマートは、商品の品質向上に向けた設備投資をはじめ、よりきめ細かいサービスを実現するためのオペレーション効率化、新型システムの導入などの投資を通じ、「質の向上による、個店の競争力強化」を図っていく方針。
さらに、加盟店の業務効率化を目指し、店舗オペレーション改革を本格化。作業マニュアルの簡略化や販促物の削減、次世代POSレジの導入などを行い、1日あたり約5時間の作業時間削減を実現しました。
さらに、商品の納品時におこなっている検品作業を簡略化する「検品レス」に取り組むとともに、店舗の什器や調理器具についても大型化・省力化を推進。加えて、セルフレジ導入も進めるなど、店舗が高質な店舗運営に注力できるよう、さまざまな改革を進めています。
また、次世代店舗の創造として、さまざまな技術を持つ企業との協業を推進していくとのこと。「店舗開発におけるAIの導入」をはじめ、IT等を活用した多様なイノベーションなど先端技術を駆使し、経営や業務の効率化に留まらない次世代店舗の創造に挑み続けます。
ファミリーマートの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
小売業界の株式会社ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を基本理念に掲げ、47都道府県でコンビニエンスストア
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2024 en-japan inc. All Rights Reserved.
流通
流通
メーカー
サービス・インフラ
{{article.title_chip}}
人気記事
NEW
流通
{{article.title_chip}}
人気記事
NEW