株式会社ディアーズ・ブレインの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

株式会社ディアーズ・ブレインを就職活動の観点から企業研究
2004年5月にゲストハウス型結婚式場の運営をスタート。独自のドミナント戦略に基づき、地域特性やロケーションを踏まえて、店舗ごとに異なるコンセプトとデザインで洗練されたウエディングを提案するというスタイルが強みなことで有名なブライダル業界の株式会社ディアーズ・ブレインに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
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2018年ブライダル関連市場規模は前年比99.6%の2兆4,900億円規模に
矢野経済研究所が実施した国内ブライダル関連市場の調査によると、2017年のブライダル関連市場規模(主要6分野)は前年比98.9%の2兆4,990億円で前年より縮小の見込みに。
主要6分野とは、「挙式披露宴・披露パーティ」をはじめ、「新婚家具」「新婚旅行」「ブライダルジュエリー」「結納式・結納品」「結婚情報サービス」の6つを指しています。ブライダル関連市場の過半数を占める挙式披露宴・披露パーティだけでなく、ジュエリー、新婚旅行などすべての分野において前年を下回るとの見込みが示されました。
また、2018年は挙式披露宴・披露パーティ市場についてさらなる縮小が見込まれることから、前年比99.6%の2兆4,900億円規模となることが予測されました。
■ブライダル関連の市場規模推移
出典: 矢野経済研究所
ブライダル関連市場を取り巻く環境として、平均初婚年齢である 29~30 歳前後の人口は今後減少していくことに加え、結婚関連の物品・サービスに関する支出をセーブする傾向にあります。入籍しても結婚式を行なわない、婚約指輪を買わない、結納をしない、また新婚住居用家具や新婚旅行への出費をしないなど、多様な価値観が影響をおよぼしています。

独自のドミナント戦略・ウエディングスタイルを築き、業界に新風を吹き込む
今回は、「楽しくなければやりたくないし、やったところで知れたもの」という指針のもと、積極的な事業展開でブライダル業界のみならず、様々なビジネスシーンにインパクトを与え短期間のうちに成長を遂げてきた、ディアーズ・ブレインを紹介します。
同社は2004年5月にゲストハウス型結婚式場の運営をスタート。独自のドミナント戦略(攻める地域を特定し、その地域内に集中して店舗を出店すること)に基づき、地方中堅都市を中心とした新規店舗の出店を積極的に行ってきました。
その地域特性やロケーションを踏まえて、店舗ごとに異なるコンセプトとデザインで、洗練されたウエディングを提案するというスタイルが強みで、ブライダル業界に新風を吹き込み、多くの支持を集めています。
2016年には大阪と千葉に新規開業、4店舗目の「KOTOWA京都中村楼」をオープンしたのに続き、2019年1月には全国で23店舗目となる「ザ・ベイスイート 桜島テラス」がオープン。今後も継続的に新店舗のオープンを計画しています。
また、ディアーズ・ブレインは、たくさんの笑顔があふれる結婚式という事業に携わるなか、「笑顔の輪を、世界中に広げたい」「笑顔のRingが広がるよう、笑顔のRingが続くように」という想いをカタチにするために、2006年7月社会貢献活動「Ring」をスタート。
海外においては「10年10か国10校プロジェクト」を達成し、2017年には第2章「Double Ring」がスタート。一方国内ではチャリティコンサートや料理教室の開催、そして東日本大震災の際には「絆ウエディング」の実施など精力的な活動を続けています。

さらなる事業領域開拓で、ブライダル業界初のコングロマリット集団形成を目指す
ディアーズ・ブレインは、ブライダル業界内において確固たる基盤を確立するための成長戦略として、2015年7月リゾートウェディング業界のパイオニアであるワタベウェディングに出資し、資本業務提携を行いました。
そして、グループであるホテル雅叙園東京、メルパルクとともに「Wonder Discovery(ワンダーディスカバリー)」プロジェクトを発足させ、今まで業界内に存在しえなかったチームで共に新たな成長戦略をデザインし、遂行しています。
■ワタベウェディング株式会社との資本業務提携を経て発足した共同プロジェクト「Wonder Discovery」
出典: ディアーズ・ブレイン
この共同プロジェクトは、ゲストハウス、リゾートウェディング、専門式場、ホテルなど、各社の得意領域を強めながら連携し、お客様のニーズに応えていこうというもの。例えば、ワタベウェディングの国内カウンター、ホテル雅叙園東京の客室リニューアル、沖縄古宇利島のチャペル着工、そしてハワイやグアムのチャペルやバンケットの建設等の開発などで協働しています。
ディアーズ・ブレインはこれらのプロジェクトを推進する若き集団として、幸せのステージを創造し、これからのブライダル業界の先導役を担っていくことでしょう。さらなる事業領域の開拓に注目が集まっています。

株式会社ディアーズ・ブレインの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
ブライダル業界の株式会社ディアーズ・ブレインは、2004年5月にゲストハウス型結婚式場の運営をスタート。独自のドミナント戦略に基づき、

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