業界研究本の読み方
はじめに
業界研究を行う上で必須なのが、「業界研究本」。
書店に立ち寄れば、こういった類の本が何冊もあります。
「買ってみたはいいものの、何をどう見ればいいのか分からない...」と感じていませんか?
そのような方のためにも今日は、東洋経済新報社が出版している『会社四季報 業界地図 2013年版』を参考に、業界研究本の読み方を解説します。
業界研究本は、読むべきか?
「行きたい業界はもう決まってるし、企業のウェブサイトを見ればいいじゃん」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
「業界研究とは何か」については、以前の記事でお伝えしました。
その中に、以下のような記述があります。
1.業界の分類
『会社四季報 業界地図 2013年度版』では、141業界について9つの分類がなされています。
ですから、志望業界が明確でない人は興味のある分野をチェックすることができます。
同時にすでに行きたい業界が決まっている人も、関連分野に視野を広げられます。
2.業界地図
また同書の大きな特徴は、「業界地図」が掲載されていることです。
各業界における主要企業の業績やシェア、関連会社などが一目で分かります。
企業のIR情報や関連会社情報は、量が膨大で何に目を付ければ良いか分かりづらいことが多いので、これは非常に参考になります。
3.動向
さらに業界動向や企業動向についても、投資家のための企業情報誌である『会社四季報』の業界担当記者が解説してあります。
以前、「投資家の目で業界研究をすることが大切だ」と言いました。
企業のウェブサイトに掲載されてある情報は、やはり「その企業寄り」になってしまいます。
ですから、「投資家の目で」客観的に動向を探るためにも、とても有用です。
4.リアリティ
その他にも『会社四季報 業界地図 2013年度版』には、時事問題研究に役立つ業界キーワード・四季報記者のチェックポイントや、平均年収などが掲載されています。
このように業界研究本は、企業のウェブサイトだけでは得られない客観的かつ重要な情報をたくさん含んでいます。
就活だけではなくビジネスや投資にも役立つので、ぜひ読む必要があるでしょう。
何に着目しながら読むか?
1.業界の分類
2.業界地図
3.動向
4.リアリティ
これによって、業界についての知識をある程度得ることができます。
業界を研究する過程で、いくつかの企業に興味を持つはずです。
そうすると今度は、巻末にある索引から企業名を探してみましょう。
例えば、エレクトロニクス業界大手のパナソニックを索引で参照してみると、エレクトロニクス分野だけでなく農業ビジネスにも参入していることが分かります。
「業界から企業へ」だけでなく、「企業から業界へ」という視点も取り入れられるので、知っている企業はどんどん索引から探してみてください。
視野を広げるための業界研究を
なんでもかんでも「就活就活...」と思ってしまいがちな時期ですが、肩肘張らずに好奇心を持って業界研究本を読んでください。 暇つぶしにパラ
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